また、仕事をしていない者では、女性は、

用労働者の場合、いずれの年代でも９割が健

30 代で３割、40 代及び 50 代では５割、男性

診等を受診しているのに対し、非正規雇用労

は 30 代で２割、40 代で３割、50 代で４割と

働者では、男女ともに 20 代及び 30 代で６割、

なっており、働いていないことにより、健診

40 代で７割、50 代で８割と、正規雇用労働

等を受診する機会が少なくなっている状況が

者に比べて受診率が低くなっている。

うかがえる（特－ 24 図）
。

健診等受診率（男女、年齢階級、就業状況別・令和４（2022）年）
女性

（％）
100
90 85.3
80
70
60
50

72.7
59.6
45.4

40

78.7

86.3
80.3

60.8
49.1

57.5

49.5

80
70
60

64.8

68.9

10

10

58.0

39
歳

49
歳

59
歳

69
歳

正規の職員・従業員

20

30

40

50

60

29
歳

39
歳

49
歳

59
歳

69
歳

非正規の職員・従業員

〜

29
歳

0

〜

〜

60

22.3

〜

〜

50

27.7

〜

〜

40

75.6

〜

〜

30

〜

20

86.6

37.8

30
20

89.8

47.7

40

20
0

60.7

92.8

91.5

88.9

90 85.1

50

32.0

30

男性

（％）
100

92.1

91.7

85.9

仕事と健康の両立～全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて～

特－ 24 図

特集

就業状況別にみると、男女ともに、正規雇

仕事なし

（備考）１．厚生労働省「令和４年国民生活基礎調査」より内閣府男女共同参画局にて特別集計。
）
。
２．過去１年間の健診等受診率（入院者は含まない。

（女性のがんの検診の受診状況）
女性のがんの検診受診率（過去２年間）を
みると、子宮頸がん検診の受診率は 43.6％

（20～69 歳）
、乳がん検診の受診率は 47.4％
（40～69 歳）となっており、年代によって受
診率に差がある （特－ 25 図）。
15

15 
「がん対策推進基本計画」（第４期）（令和５（2023）年３月 28 日閣議決定）では、それぞれのがん検診について、受診率を
60％とすることを目標としている。

27