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令和6年版 男女共同参画白書 (243 ページ)

公開元URL https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html
出典情報 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》
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国際的な分野における政策・方針
決定過程への女性の参画拡大
国際会議の委員や日本政府代表等に、幅広い年

齢層、分野の女性等がより多く参画することによ

発分野における研修等の充実により、将来的に国
際機関等で働く意欲と能力のある人材の育成や、
国際機関への就職支援を強化した。
【外務省、文
部科学省、関係府省】


在外公館における主要なポスト(特命全権大使・

り、国際的な分野における政策・方針決定過程へ

総領事)の女性割合について、
3.9%(令和4(2022)

の参画を一層促進し、国際的な貢献に積極的に努

年)から 4.8%(令和5(2023)年)に増加した。

めている。特に、海外留学の促進や平和構築・開

【外務省】

Ⅳ 推進体制の整備・強化
第1節 国内の推進体制の充実・強化


内閣府に置かれる重要政策会議である男女共同

参画会議(男女共同参画社会基本法(平成 11 年
法律第 78 号)第 21 条により設置。内閣官房長官

等を通じて、各界各層の若年層を含めた様々な世
代との連携を図った。また、同会議において、業
界における女性の活躍促進、若年層に対する性暴
力の防止・啓発及び女性の経済的自立に関する活
動を行った。
【内閣府】


国内の推進体制の運営に当たっては、多様な主

を議長とし、関係する国務大臣及び学識経験者に

体(地方公共団体、NWEC、男女共同参画セン

よって構成。
)が、適時適切に重要な政策に関す

ター、NPO、NGO、地縁団体、大学、企業、

る提言を行うとともに、国内の推進体制の中で重

経済団体、労働組合等)との連携を図り、男女共

要な役割を果たすために専門調査会等(計画実行・

同参画に識見の高い学識経験者や女性団体、若年

監視専門調査会及び女性に対する暴力に関する専

層など国民の幅広い意見を反映している。
【内閣

門調査会等)を活用し、調査審議を行った。
【内

府】

閣府、関係省庁】


男女共同参画推進本部(平成6年7月 12 日閣



国際機関、諸外国との連携・協力の強化に努め

ている。
【内閣府、外務省、関係省庁】

議決定により設置。内閣総理大臣及び全ての国務
大臣によって構成。

、すべての女性が輝く社会づ
くり本部
(平成26年10月3日閣議決定により設置。
内閣総理大臣及び全ての国務大臣によって構成。

については、令和4(2022)年度に引き続き連携
を強化し、両本部の合同会議において「女性活躍・

男女共同参画の視点を取り
第2節 込んだ政策の企画立案及び
実施等の推進


内閣府では、
「第5次男女共同参画基本計画」

男女共同参画の重点方針 2023(女性版骨太の方

の進捗状況を毎年度の予算編成等を通じて検証

針2023)

を決定した。
【内閣官房、内閣府、全省庁】

するため、各府省庁の男女共同参画関係予算を

有識者及び地方6団体・経済界・労働界・教育

男女共同参画社会の形成を目的とする施策又は効

界・メディア・女性団体等の代表から成る男女共

果を及ぼす施策ごとに取りまとめ、公表した。ま

同参画推進連携会議を開催している。同会議が開

た、男女共同参画会議の下に置かれた2つの専門

催した全体会議(令和5(2023)年 11 月15 日)


調査会(計画実行・監視専門調査会及び女性に対

聞く会
(令和5
(2023)
年7月 27 日、令和6
(2024)

する暴力に関する専門調査会)において、令和5

年3月7日)において、男女共同参画施策に関す

(2023)年4月から6月にかけて、
「女性活躍・男

る周知及び意見交換を行った。重要課題に関する

女共同参画の重点方針 2023(女性版骨太の方針

意見交換や情報共有、市民社会との対話、各団体

2023)
」に関する調査審議を行った。さらに、同

における中央組織から地方の現場への取組の浸透

年 10 月以降、
「第5次男女共同参画基本計画」の



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