④

する経費を支援する。引き続き、女性消防吏員活

う、防災関係者に対して、男女共同参画の視点か

躍推進アドバイザーの派遣や女性消防吏員活躍推

らの防災・復興に係る研修を実施する。特に、防

進支援事業などを通じた先進的な取組事例の全国

災担当職員や指導的立場にある者を対象とした研修

展開、女性消防吏員が０名の消防本部の解消及び

の実施に当たっては、
「災害対応力を強化する女

数値目標の達成に重点を置いた、外部講師による

性の視点～男女共同参画の視点からの防災・復興

幹部職員向け研修会を実施するなど、女性消防吏

ガイドライン～」に基づき、予防、応急、復旧・

員の活躍を支援する。
【総務省】

復興の各段階における男女共同参画の視点からの災
⑤

消防団への女性の積極的な入団を促進するた

め、企業・大学と連携した入団促進や女性・若者

地方防災会議委員に対し、男女共同参画の視点

等が活動しやすい環境づくりなどの消防団の充実

からの防災・復興の取組の重要性について、周知

強化につながる地方公共団体の取組を支援すると

を図る。
【内閣府】

ともに、女性消防団員の交流促進や優良事例の横

⑥

令和４（2022）年に作成した「女性が力を発

展開を図るため、全国女性消防団員活性化大会等

揮するこれからの地域防災～ノウハウ・活動事例

を開催する。また、女性等が活動しやすい環境づ

集～」
、令和５（2023）年に作成した「防災分野

くりや効果的な広報の手法などのノウハウを共有

における女性の参画促進～好事例集～」等を活用

するための入団促進マニュアルを新たに作成する

し、自主防災組織等において女性の参画を進める

とともに、消防団の拠点施設等における女性用ト

好事例の展開などを行う。
【内閣府、総務省】

イレや更衣室の設置等を促進する。
【総務省】

⑦

防災に関する知識の普及において、子供の発

達段階に応じ、災害の各段階において受ける影響
やニーズが女性と男性で違うことや地域防災力を
高めるためには女性の参画やリーダーシップが重
要であることの理解促進を図るため、情報提供や

ウ 「災害対応力を強化する女性の視点
～男女共同参画の視点からの防災・
復興ガイドライン～」の活用徹底
①

関係省庁が協力し、全国知事会などの関係団体

働きかけを行う。
【内閣府、総務省、文部科学省、

と連携して、地方公共団体の長や、防災・危機管理

関係省庁】

部局及び男女共同参画部局の職員に対し、継続的

⑧

被災地における支援者や復興に従事する職員に対

に「災害対応力を強化する女性の視点～男女共同参

して、地方公共団体、男女共同参画センター等と連

画の視点からの防災・復興ガイドライン～」の周知

携・協働し、男女共同参画の視点からの対応につ

徹底や研修の充実を図る。
【内閣府、関係省庁】

いての理解を促進するためのシンポジウム・ワーク
ショップ・研修等を行う。
【内閣府、復興庁】
⑨

②

大規模な災害の発生が予測されたとき又は発生

した後には、必ず、
「災害対応力を強化する女性

被災地における生活再建や就労支援を推進し、

の視点～男女共同参画の視点からの防災・復興ガ

女性の活躍をより促進するため、各種施策や参考

イドライン～」を関係地方公共団体に通知し、取

となる事例等の情報を、地方公共団体等と連携・

組を促す。
【内閣府】

協働し、被災地の女性や女性グループを始め、多

③ 「災害対応力を強化する女性の視点～男女共同

様な主体に行き渡るよう工夫して提供する。
【内

参画の視点からの防災・復興ガイドライン～」に

閣府、復興庁】

基づく地方公共団体の取組状況のフォローアップ

⑩

消防吏員の女性比率について、令和８（2026）

調査を継続的に実施し、調査結果の「見える化」

年度当初までに５％に増加させることを全国の消

を行う。また、令和５（2023）年の調査結果の公

防本部との共通目標として掲げており、消防本部

表時には、防災分野における女性の参画状況等に

等に対し数値目標の設定による計画的な増員・登

ついて図表を用いて視覚化し、更なる「見える化」

用を促す。また、消防本部と連携し採用に向けた

を図る。
【内閣府】

積極的なＰＲ広報を実施するとともに、女性専用

④ 防災士等の民間資格団体や防災教材の作成団体

施設等（浴室・仮眠室等）の職場環境の整備に要

に対し、研修やイベント等を通じ、
「災害対応力

271

防災・復興、環境問題における男女共同参画の推進

害対応に関する講義を盛り込む。
【内閣府、総務省】

⑪

第８分野

防災施策に男女共同参画の視点が反映されるよ