令和6年版 男女共同参画白書 (187 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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【内閣府】
③
た公務員人事管理報告において、学識経験者によ
る研究会で取りまとめられた最終報告を踏まえ、
内閣官房内閣人事局においては、各府省等や大
より柔軟な働き方を実装するための制度改革を表
学等と連携し、
「女子学生霞が関体験プログラ
明し、それに基づき、フレックスタイム制や勤務
ム」を1回開催した。このほか、性別に関わりな
間のインターバル確保等に係る人事院規則等の整
く技術系を含めた様々な切り口で公務への関心を
備を行った。
内閣官房内閣人事局と人事院は連携して、各府
事局においては「大学ガイダンス」を 15 回、
「少
省等共通の指針となるテレワークガイドラインを
人数座談会」を 35 回、
「国家公務員の出身高等
策定した。
【内閣官房、全府省庁、
(人事院)
】
学校への派遣」を 11 回、人事院では、各府省等
⑦
特に男性職員の育児に伴う休暇・休業の取得を
と連携し、様々なテーマについて各府省の職員
促すべく、子供が生まれた全ての男性職員が1か
が体験談等を紹介する「WEB国家公務員テー
月以上を目途に育児休業等を取得できるような環
マ別クロストーク」を 10 回、職場の見学及び当
境の実現に向けて、組織の実情を踏まえて必要な
該職場の職員との意見交換を行う「国家公務員
取組も加えつつ、管理職による本人の意向に沿っ
仕事OPEN」を3回開催した。また、X(旧
た取得計画の作成、取得中の業務運営の確保、幹
Twitter)
、Instagram、YouTube 等 のSNSや
部職員のリーダーシップ発揮、人事当局の積極的
ホームページを積極的に活用し、海外経験を含め
な関与、人事評価への反映等の業務面における環
た多様なキャリアパス、働き方改革の取組やワー
境整備や、男性育休取得者の体験談等を掲載した
ク・ライフ・バランスの実践例、職業生活への多
ハンドブックを改訂・配布するなど周知・啓発を
様な支援等について具体的で分かりやすい情報発
行うとともに、男性職員の育児等に係る状況を把
信を行うなど、女性の国家公務員志望者の拡大に
握し、育児休業等の取得を呼び掛けている。
【内
向けた広報活動を行っている。
【内閣官房、全府
閣官房、全府省庁】
省庁、
(人事院)】
2
④
⑧
女性職員の活躍及びワーク・ライフ・バランス
女性職員の登用拡大に向けて、職域の固定化を
に関する管理職の理解促進や行動変容を促すた
解消するなど積極的な職域の拡大、研修や多様な
め、管理職向けの研修を実施した。
【内閣官房、
職務機会の付与による積極的・計画的な育成や相
全府省庁】
談体制の整備を進めている。また、出産・育児期
⑨
女性職員の活躍及び男女のワーク・ライフ・バ
等の前後又は育児期等で時間制約があるような場
ランスを進め、限られた時間を効率的にいかすこ
合でも、本人の意向を尊重し、働く場所や時間の
とを重視する管理職を人事評価において適切に評
柔軟化を活用するなどして重要なポストを経験さ
価することを徹底するとともに、多面観察、職員
せ、登用につなげるなどの柔軟な人事管理を進め
のエンゲージメントや職場環境調査等の結果を踏
ている。
【内閣官房、全府省庁、
(人事院)
】
まえた取組等を通じて管理職のマネジメント能力
⑤
キャリアパスにおける転勤の必要性について再
検討を行い、育児、介護等がキャリアパスの支障
にならないよう職員に対する十分な配慮を行うよ
う取り組んでいる。
【内閣官房、全府省庁】
の向上を図っている。
【内閣官房、全府省庁、
(人
事院)
】
⑩
内閣官房内閣人事局では、
「国家公務員健康増
進等基本計画」
(平成3年3月 20 日内閣総理大臣
⑥ 業務効率化・デジタル化、勤務時間管理の徹底、
決定)において、各府省等におけるハラスメント
マネジメント改革等の働き方改革を進めている。
に関する研修の受講必修化等の研修の強化、職員
また、令和5(2023)年4月から柔軟化されたフ
への啓発の推進やハラスメントに関する相談体制
レックスタイム制の利用促進を行っている。
の整備について明記しているほか、各府省等が実
人事院では、令和5(2023)年8月7日に行っ
施する研修の受講者以外を対象とした、セクシュ
2 (人事院)とは、人事院に対して検討を要請するものである。以下同じ。
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政策・方針決定過程への女性の参画拡大
高めてもらうことを目的として、内閣官房内閣人
第1分野
女性の国家公務員志望者の拡大に資するため、