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令和6年版 男女共同参画白書 (60 ページ)

公開元URL https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html
出典情報 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》
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(最も気になる症状への対処法)
過去1か月の間の最も気になる症状への対

の割合が最も高く、次いで「市販の薬や漢方、

処法を、年代、就業状況別にみると、20~

サプリメントを飲んでいる」の順となってい

39 歳女性については、いずれの就業状況でも

る。

「市販の薬や漢方、サプリメントを飲んでい

男女ともに 20~39 歳よりも、40~69 歳の

る」を挙げる者の割合が最も高く、次いで「ひ

方が「病院や診療所に行っている」を挙げる

どい時は休暇をとっている・休んでいる」の

者の割合が高くなっている。また、いずれの

順となっている。ただし、正規雇用労働者で

年代でも「特に上記のようなことはしていな

「ひどい時は休暇をとっている・休んでいる」

い」とする者の割合も3~4割となっている。

を挙げる者の割合は、非正規雇用労働者や無

なお、
「家事・育児・介護などの時間や量

業者に比べて特に低くなっている。

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は「病院や診療所に行っている」を挙げる者

を調整している」を挙げる者の割合に注目す

20~39 歳男性については、正規雇用労働

ると、女性では、20~39 歳、40~69 歳ともに、

者では「市販の薬や漢方、サプリメントを飲

正規雇用労働者と非正規雇用労働者ではあま

んでいる」を挙げる者の割合が最も高く、次

り差がなく、無業者で高くなっている。一方、

いで「仕事の量や時間、働き方(在宅勤務など)

20~39 歳男性では、正規雇用労働者の方が、

を調整している」の順となっている。非正規

非正規雇用労働者及び無業者に比べて高く、

雇用労働者では「ひどい時は休暇をとってい

40~69歳男性では、正規雇用労働者、無業者、

る・休んでいる」
、無業者では「市販の薬や

非正規雇用労働者の順となっている。

漢方、サプリメントを飲んでいる」を挙げる

「家事・育児・介護などの時間や量を調整

者の割合が最も高くなっている。

している」を挙げる者の割合は、女性に比べ

40~69 歳女性については、いずれの就業

て男性で低くなっている。もともと男性の家

状況でも、
「市販の薬や漢方、サプリメント

事・育児等への参画が少ないことが要因の1

を飲んでいる」

「病院や診療所に行っている」

つと推測されるが、その中でも 20~39 歳の

を挙げる者の割合が高くなっている。

正規雇用労働者では男性の 9.8%が「家事・

40~69 歳男性については、正規雇用労働

育児・介護などの時間や量を調整している」

者では、
「市販の薬や漢方、サプリメントを

を挙げており、女性(11.2%)との差が縮まっ

飲んでいる」を挙げる者の割合が最も高く、

ていることは、男性の家事・育児等への参画

次いで「病院や診療所に行っている」の順と

が進んでいることの裏返しであると推測され

なっている。非正規雇用労働者及び無業者で

る(特- 38 図)




令和5年度男女共同参画社会の形成の状況