令和6年版 男女共同参画白書 (194 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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ないよう、コース別雇用管理についての指針や間
両親ともに参加しやすい日時設定やオンラインで
接差別の範囲を定めた省令の周知徹底を図ってい
の開催など、両親学級の充実等により、父親にな
る。
【厚生労働省】
る男性を妊娠期から側面支援している。
【こども
家庭庁】
⑥
③
男女雇用機会均等法等の関係法令や制度につい
て、パンフレットの作成・配布等を通して、労使
配偶者の出産直後の子育てを目的とした休暇取
を始め社会一般を対象として幅広く効果的に周知
得の促進を図るための広報啓発等を実施してい
するとともに、学校等の教育機関においても、男
る。
【こども家庭庁】
女の平等や相互の協力、男女が共同して社会に参
⑦
介護のために働けなくなることを防止するた
画することの重要性等についての指導を通じて、
め、仕事と介護が両立できる職場環境が整備され
その制度等の趣旨の普及に努めている。
【文部科
るよう、育児・介護休業法の履行確保を図るほか、
学省、厚生労働省】
家族を介護する労働者に介護休業制度等が広く周
④
男女雇用機会均等に関する労使紛争について
知されるよう積極的な広報に取り組んだ。
【厚生
は、男女雇用機会均等法等に基づく紛争解決の援
労働省】
助制度及び調停を活用し、円滑な紛争解決を図っ
エ
女性の就業継続に向けた人材育成
①
企業による女性の就業継続に向けた研修の実施
等を支援している。
【厚生労働省】
ている。
【厚生労働省】
イ
男女間の賃金格差の解消
①
労働基準法第4条や男女雇用機会均等法の履行
労働者の主体的な職業能力の開発及び向上を促
確保を図っているほか、女性活躍推進法に基づく
進し、再就職時の職業能力に基づいた評価にも資
状況把握・課題分析、これらの結果を踏まえた行
するよう、業界共通の職業能力評価の物差しとな
動計画の策定及び目標達成に向けた取組等を支援
る技能検定を始め、企業・労働者双方に活用され
している。
【厚生労働省】
②
る職業能力評価制度の整備を推進した。
【厚生労
常用労働者数 301 人以上の一般事業主に対する
男女の賃金の差異の公表義務付けを契機として、
働省】
③
②
ジョブ・カードを活用したキャリア形成支援を
行っている。
【厚生労働省】
男女の賃金の差異の要因分析・雇用管理改善の促
進について、あらゆる機会を通じて周知し、円滑
な施行及び実効性の確保を図るとともに、企業向
雇用の分野における男女の
第2節 均等な機会と待遇の確保及
び各種ハラスメントの防止
ア
男女雇用機会均等の更なる推進
①
法違反があった場合には是正指導を行うなど、
けの相談会・説明会の開催やコンサルティングの
実施等により、女性活躍推進のための取組を行う
1,200 社を超える企業を支援した。
【厚生労働省】
ウ
職場や就職活動における各種ハラ
スメントの防止等
①
企業におけるハラスメント防止措置の推進を図
雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の
るため、説明会の開催やパンフレット等の作成・
確保等に関する法律(昭和 47 年法律第 113 号。
配布等により、男女雇用機会均等法等の周知・啓
以下「男女雇用機会均等法」という。
)の履行確
発を図るほか、12 月を「ハラスメント撲滅月間」
保に取り組み、事業主が報告の求めに応じない場
と定め、シンポジウムを開催する等集中的な広報・
合や、勧告をされたにもかかわらず違反を是正し
啓発を行っている。
【厚生労働省】
ない場合には、過料、企業名の公表等により同法
の実効性を確保している。
【厚生労働省】
② 職場におけるセクシュアルハラスメント、妊娠・
出産等に関するハラスメント、育児休業等に関す
② コース等で区分した雇用管理制度を導入してい
るハラスメント及びパワーハラスメントの防止措
る企業に対して、実質的な男女別雇用管理となら
置を定めた男女雇用機会均等法、育児・介護休業
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第1部
令和5年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策