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令和6年版 男女共同参画白書 (121 ページ)

公開元URL https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html
出典情報 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》
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進や機運醸成に向けた様々な取組が行われた。
開催地の日光市は、日本初の国立公園の一つである日光国立公園やラムサール条約登録湿地で
ある奥日光を始めとする美しい自然を有しているほか、鬼怒川温泉や湯西川温泉などの関東有数
の温泉地が多数分布し、世界遺産の「日光の社寺」や「日光杉並木街道」、「足尾銅山坑内施設」
など多くの歴史的・文化的遺産を有している国際観光都市である。このような地域特性から、か

記録

つてから宿泊・飲食業を中心に女性の進出が盛んであった一方、コロナの影響も深刻であり、女
性への影響も大きかった。コロナの影響が大きかった日光市で「コロナ禍の教訓を生かす」とい
うテーマに関連して議論を行い、女性活躍に向けたメッセージを国際社会に対して発信すること

G7栃木県・日光男女共同参画・女性活躍担当大臣会合

は、我が国の観光地がコロナから回復していることを国際的に示すという観点からも、大きな意
味があったと考えられる。
これらの取組を一過性のものとすることなく、今後、
「日光声明」を最大限に活用しながら、我
が国の男女共同参画や女性活躍に関する取組の一層の推進、国際社会に対する我が国の取組の発
信に取り組むとともに、国際社会における男女共同参画や女性活躍に関する取組に一層貢献して
いく必要がある。
サイドイベント①

男女共同参画社会づくりに向けての全国会議

令和5(2023)年6月 24 日(土)に、栃木県宇都宮市で、
「令和5年度男女共同参画社会づくりに向け
ての全国会議」が開催された。
「男女共同参画社会づくりに向けての全国会議」は、男女共同参画週間の中央
行事として、平成5(1993)年以降、東日本大震災のあった平成 23(2011)年を除き、毎年開催されて
いるが、東京以外の地で同会議を開催するのは、初めての取組であった。
会議では、男女共同参画週間キャッチフレーズ表彰及び女性のチャレンジ賞表彰を行い、受賞者に表彰状
等を授与したほか、
「G7栃木県・日光こども未来サミット」で発表した宣言文を取りまとめた「G7栃木県・
日光こども未来サミット宣言書 2023」を、栃木県の中高生から小倉大臣に手渡し、意見交換を行った。
また、令和5(2023)年ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)議長の白波瀬佐和子氏が
「未
来に向けたジェンダー平等:英断と継続」をテーマに記念講演を行った。

「令和5年度男女共同参画社会づくりに向けての全国会議」の概要
●日程
令和5(2023)年6月 24 日(土)
●場所
栃木県宇都宮市
●当日のプログラム
・主催者挨拶
小倉 將信 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)、女性活躍担当大臣
・男女共同参画週間キャッチフレーズ表彰
・女性のチャレンジ賞表彰
・こども未来サミット宣言文の手交・意見交換
・記念講演
「未来に向けたジェンダー平等:英断と継続」
白波瀬 佐和子 東京大学大学院人文社会系研究科教授、2023 年ジェンダー平等アドバイザリー
評議会(GEAC)議長

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