令和6年版 男女共同参画白書 (47 ページ)
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公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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(睡眠時間と健康)
厚生労働省がまとめた「健康づくりのため
疑い」がある者の割合が上昇する傾向にある
の睡眠ガイド 2023」
では、
「睡眠は、健康増進・
(特- 29 図)
。
維持に不可欠な休養活動であり、睡眠が悪化
また、国際的にみると、我が国の男女の睡
することで、さまざまな疾患の発症リスクが
眠時間は短くなっている(特- 30 図)
。
されている」とし、成人では「適正な睡眠時
婦世帯数の3倍となっている中で、家事・育
間には個人差があるが、6時間以上を目安と
児等が女性に偏ったままの現在、女性は睡眠
して必要な睡眠時間を確保する」ことが推奨
時間を減らすことで対応している可能性があ
されている。
る。一方、男性は、依然として長時間労働も
睡眠不足はメンタル面に影響を与えやす
多い状態の中で、睡眠時間の確保及び家事・
く、理想の睡眠時間と実際の睡眠時間との乖
育児等との両立に苦慮していることがうかが
離が大きくなるにつれて、
「うつ病・不安障
える。
仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~
働く女性が増加し、共働き世帯数が専業主
特集
増加し、寿命短縮リスクが高まることが指摘
特- 29 図 理想の睡眠時間と実際の睡眠時間の乖離時間別うつ傾向・不安(就業者調査)(令和4(2022)年)
0
理想の睡眠時間以上
睡眠がとれている(n=3,028)
10
20
30
40
50
60
18.8
62.2
理想の睡眠時間より
2時間不足(n=2,099)
80
24.3
4.3
48.0
理想の睡眠時間より
3時間不足(n=608)
37.2
理想の睡眠時間より
4時間不足(n=179)
34.1
16.2
理想の睡眠時間より
5時間不足(n=39)
33.3
18.0
25.8
10.6
6.3
11.5
7.5
13.9
13.8
16.5
20.6
22.4
10.3
100(%)
90
14.7
68.4
理想の睡眠時間より
1時間不足(n=3,899)
70
27.4
38.5
うつ傾向・不安なし
うつ傾向・不安あり
うつ病・不安障害の疑い
重度のうつ病・不安障害の疑い
(備考)厚生労働省「令和5年版過労死等防止対策白書」より作成。
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