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令和6年版 男女共同参画白書 (41 ページ)

公開元URL https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html
出典情報 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》
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特- 21 図

自殺の原因・動機別件数(男女、年齢階級別・令和5(2023)年)
女性

(件)
1,600
1,400
1,200

特集

1,000
800
600
400
0

仕事と健康の両立~全ての人が希望に応じて活躍できる社会の実現に向けて~

200
19歳以下 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 80歳以上

男性

(件)
1,600
1,400
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19歳以下 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 80歳以上

家庭問題

健康問題

経済・生活問題

交際問題

学校問題

その他問題

勤務問題

(備考)1.厚生労働省及び警察庁「令和5年中における自殺の状況」より作成。
2.自殺の多くは多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な要因が連鎖する中で起きている。
3.自殺の原因・動機は、遺書等の生前の言動を裏付ける資料がある場合に加え、家族等の証言から考え得る場合も含
め、自殺者一人につき4つまで計上可能である。このため、原因・動機特定者数と原因・動機の件数の和は一致す
るとは限らない。

これまで述べてきたとおり、健康課題につ

用慣行があり、職場における健康支援につい

いては男女で違いがあるが、通院しながら働

ても、女性に対して配慮したものになってい

いている者の割合をみると、令和4(2022)

ない可能性がある。女性と男性は身体のつく

年時点で、女性 40.7%、男性 40.6%と同程

りが異なっており、年代によって直面する健

度となっている。

康課題も異なっている。

また、働く者の年齢構成の変化等から、通

男女共同参画の一層の推進のためには、男

院しながら働いている者の割合は、男女とも

女ともに、自分自身及び互いの身体の特性・

に年々上昇しており、男女ともに何らかの疾病

健康課題に関する正しい理解が求められる。

を抱えながら働く者が増えている
(特-22図)


また、希望する全ての人が生き生きと働き、

女性の就業継続、キャリアアップの阻害要

キャリアアップを目指すためには、それぞれ

因として、長時間労働や転勤を前提とする雇

の特性に応じた健康支援が必要となる。

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