令和6年版 男女共同参画白書 (226 ページ)
出典
公開元URL | https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html |
出典情報 | 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》 |
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厚生労働省】
る。
【こども家庭庁、厚生労働省】
⑧
⑮
地方公共団体の創意工夫により、妊娠期から出
母性健康管理指導事項連絡カードの活用を促
産・子育てまで一貫して身近で相談に応じ、様々
進し、妊娠中及び出産後の女性労働者に対する適
なニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型の相
切な母性健康管理の推進を図っている。また、男
談支援を充実させ、経済的支援を一体として実施
女雇用機会均等法の履行確保により、妊娠・出産
している。
【こども家庭庁】
等に関するハラスメントの防止対策を推進してい
ウ
る。
【厚生労働省】
⑨ 産後うつの早期発見など出産後の母子に対する
(ア)学童・思春期
①
適切な心身のケアを行うことができるよう、
「子
⑩
年代ごとにおける取組の推進
学校・行政・地域・家庭が連携し、若年層に対
育て世代包括支援センター」等の関係機関と連携
して、以下の事項について、医学的・科学的な知
しつつ、地域の実情に応じ、産後ケア事業の全国
識を基に、個人が自分の将来を考え、多様な希望
展開や産前・産後サポートの実施を通じて、妊産
を実現することができるよう、包括的な教育・普
婦等を支える地域の包括支援体制を構築してい
及啓発を実施するとともに、相談体制を整備して
る。シングルマザーを始め、出産・育児におい
いる。
【こども家庭庁、文部科学省、厚生労働省】
て、家族・親族の支援を得られにくい女性に対し
・ 女性の学童・思春期における心身の変化や健
ても、手厚い支援を行えるようにしている。
【こ
康教育に関する事項(例えば、月経関連症状及
ども家庭庁】
びその対応、子宮内膜症・子宮頸がん等の早期
発見と治療による健康の保持、ワクチンによる
産後うつのリスクも踏まえ、いわゆるワンオペ
病気の予防に関する事項)
育児による負担の軽減のため、男性の育児参画を
促している。公共交通機関、都市公園や公共性
・ 医学的に妊娠・出産に適した年齢、計画的な
の高い建築物において、ベビーベッド付男性トイ
妊娠、葉酸の摂取、男女の不妊、性感染症の予
レ等の整備等を推進しているほか、子供連れの乗
防など、妊娠の計画の有無にかかわらず、早い
客等への配慮等を求めることにより、男性が子育
段階から妊娠・出産の知識を持ち、自分の身体
てに参画しやすくなるための環境整備を行ってい
への健康意識を高めること(プレコンセプショ
る。
【こども家庭庁、厚生労働省、国土交通省】
ンケア)に関する事項
⑪
・
妊婦や子育てに温かい社会づくりに向けて、ベ
ビーカーマークの普及促進を図っている。
【国土
満、喫煙など、女性の生涯を見通した健康な身
交通省】
体づくりに関する事項
若手産婦人科医の女性割合の増加などに鑑み、
② 10 代の性感染症罹患率、人工妊娠中絶の実施
医師の働き方改革による、産科医師の労働環境の
率、出産数等の動向を踏まえつつ、性感染症の予
改善をしつつ、安全で質が高い周産期医療体制の
防方法や避妊方法等を含めた性に関する教育を推
構築のための産科医療機関の集約化・重点化を推
進している。
⑫
また、予期せぬ妊娠や性感染症の予防や必要な
進している。
【厚生労働省】
令 和 3(2021) 年 5 月 に 取 りま と め ら れ た
保健・医療サービスが適切に受けられるよう、養
「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会報
護教諭と学校医との連携を図る等、相談指導の
告書」に従って、NIPTの認証制度等が適切に
充実を図っている。
【こども家庭庁、文部科学省、
運用されるよう支援を行っている。
【こども家庭庁】
厚生労働省】
⑬
⑭
5
210
睡眠、栄養、運動、低体重(やせ過ぎ)・肥
遺伝性疾患や薬が胎児へ与える影響などの最
新情報に基づき、妊娠を希望している人や妊婦に
(イ)成人期
対する相談体制を整備している。
【こども家庭庁、
① 約8割の女性が就業している ことから、企業に
5
令和5(2023)年における 25~44 歳の女性人口に占める就業者の割合 80.8%(総務省「労働力調査(基本集計)」)。
第1部
令和5年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策