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令和6年版 男女共同参画白書 (114 ページ)

公開元URL https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/pdfban.html
出典情報 令和6年版 男女共同参画白書(6/14)《内閣府》
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記録 G7栃木県・日光男女共同参画・女性活躍担当大臣会合
令和5(2023)年1月から 12 月の1年間、我が国はG7の議長国を務めた。令和5(2023)
年のG7では、ジェンダー主流化 の流れをより強固なものとするべく、5月 19 日(金)~ 21日
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(日)に広島県広島市で開催されたG7広島サミットはもとより、各閣僚会合でもジェンダーの視
点を取り入れた議論が行われた。この取組の中核として、6月 24 日(土)
、25 日(日)に、我が
国で初めてG7栃木県・日光男女共同参画・女性活躍担当大臣会合(英語名称:G 7 Ministerial
Meeting on Gender Equality and Women’s Empowerment in Nikko, Tochigi)
が開催された。
G7栃木県・日光男女共同参画・女性活躍担当大臣会合の概要
●日程
令和5(2023)年6月 24 日(土)
、25 日(日)
●場所
栃木県日光市
●参加者 (議長国順)
・日本:小倉 將信 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)・女性活躍担当大臣
・イタリア:ユーゲニア ロチェッラ 家族・出生率及び機会均等担当大臣
・カナダ:ジェナ サッズ 女性・ジェンダー平等・青少年大臣政務官
・フランス:イザベル ローム 首相付 女男平等・多様性・機会均等担当大臣
・米国:カトリーナ フォトヴァット 国務省グローバル女性課題室シニア・オフィサー
・英国:ジュリア ロングボトム 駐日英国大使
・ドイツ:リサ パウス 連邦家庭・高齢者・女性・青少年大臣
・EU:エレナ ダッリ 欧州委員(平等担当)
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・W7(Women 7):斎藤 文栄 W7日本共同代表
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・ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC:The Gender Equality Advisory Council):白波瀬
佐和子 2023 年GEAC議長
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●当日のプログラム
日時
6月 24 日(土)
6月 25 日(日)

夕方
午前
午後
夕方

プログラム
政府主催レセプション
オープニングセッション
W7及びGEACとの対話
セッション①(コロナ禍での教訓を生かす)
セッション②(女性の経済的自立)
クロージングセッション
議長記者会見
フォトセッション
地元主催レセプション

●その他
会合期間中、G7における男女共同参画・女性活躍に関する取組等に関して小倉大臣と各国代表団との意
見交換(バイ会談)を実施。英国及びイタリアとのバイ会談については、かつて在日英国大使館、在日イタ
リア大使館の別荘として使われていた、英国大使館別荘記念公園及びイタリア大使館別荘記念公園において
行われた。
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 ェンダー主流化とは、各国政府が行うあらゆる取組において常にジェンダー平等とジェンダーの視点を確保し施策に反映して

いくことを指す。
本文中も含めて、参加者の肩書は大臣会合当時のものである。
Women 7(W7)は、G7の公式なエンゲージメントグループの1つで、G7プロセスの中でジェンダー平等と女性の権
利に関する提案を促進するために集まった市民社会組織の集まりである。
GEACは、G7の首脳に対してジェンダー平等に関する提言を行う外部諮問機関。平成 30(2018)年に、当時のG7議長国
であるカナダが発足させ、以降、例年G7議長国が招集し、GEACからは、議長国首脳に対して、ジェンダー平等の実現と女
性のエンパワーメントの促進に向けた有益な提言が提出されてきた。

1 令和5年度男女共同参画社会の形成の状況