資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (283 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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て RBC、血小板、FFP 輸血施行。
2022/04/02 血培でブドウ球菌の疑い。抗菌薬変更、DAPT+MEPM(MRSA+ガス産生菌
の混合感染をカバー)開始。DAPT 350 mg 48 時間毎+MEPM 1 g 12 時間毎投与。緊
急手術。右肩関節、右後腹膜、左股関節に洗浄デブリ、ドレナージ施行。ICU 入
室。播種性血管内凝固を認めた。
2022/04/04
MSSA と結果が出たため、嫌気性菌のカバー目的に TAZ/PIPC に変更
し、2.25 g 4 回/日投与。ノンスロン投与開始。CHDF 開始。
2022/04/05 右肩ドレーン(クリオドレーン)入れ直し。
2022/04/07 造影 CT にて膿瘍増大を認めた。右肩血腫除去。
2022/04/08 再手術。洗浄デブリ、両側骨頭除去、セメントスペーサー施行。
2022/04/11 皮膚発疹を認めたため、皮膚科紹介。TAZ/PIPC の薬疹の疑いで投与
中止。培養は MSSA しか出ていないため、CEZ 1 g 3 回/日投与に変更。
2022/04/14 安静度変更。側臥位可、端座位可、両下肢免荷。
2022/04/20 右腸腰筋 CT ガイドドレナージを施行。その後、右股関節に液体貯留
があるため、右股関節に洗浄ライン挿入し、ドレーン入れ替え。
2022/04/24 左股関節皮下に液体貯留があり、左股関節ドレーンが詰まりかけて
いたため、左股関節皮下にドレーン挿入。股関節イリゲーション付きトロッカー
挿入し、持続洗浄開始。
2022/04/25 腎機能改善により CEZ 2 g 3 回/日に増量。
2022/04/26 耳鼻科コンサルタント。嚥下評価。心エコー検査を勧める。
2022/04/27 軟菜食にて経口摂取開始。入院時から頚部痛を認めるため、頚部
MRI 施行。C6.7 Th1 椎体、C6/7 椎間板に信号変化を認め、感染と思われる。心エ
コーでは感染性心内膜炎を疑う所見なし。
2022/04/30 左股関節上方のドレーン抜去、右股関節トロッカーは切断し、排液
バッグにつないだ。つまりを解消できた。
2022/04/31 播種性血管内凝固の軽快を認めた。
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