資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (88 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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心筋炎の結果として治療的な処置はとられなかった。
臨床経過:
患者は、80 歳 2 ヵ月であった(ワクチン接種時の年齢)。
ワクチンの予診票による患者の病歴(基礎疾患、アレルギー、過去 1 か月以内の
ワクチン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状態など)には、関節
リウマチ(プレドニン、メトトレキサートなど)が含まれていた。
2022/07/19、患者はCOVID-19免疫のため bnt162b2(コミナティ、注射
液、単回量、ロット番号不明、投与経路不明)の 4 回目投与を受けた。
2022/07/21
22:20(ワクチン接種の 2 日後)、心のう液貯留を発現し、心タンポ
ナーデが疑われた。
2022/08/02、事象の転帰は、軽快であった。
報告者は、本事象を重篤(2022/07/21 から 2022/08/02 まで入院)と分類し、ワ
クチンと本事象との因果関係を評価不能と評価した。
他要因(他の疾患等)の可能性は、関節リウマチによる心のう液貯留であった。
追加情報(2022/08/23):
組織的または職業的にコロナウイルスへの曝露頻度が高いリスク(および重篤な
COVID-19 の合併症のリスク)に起因する追加免疫であった。
COVID ワクチンの前 4 週間以内にその他のワクチン接種を受けたかどうかは不明
であった。
関節リウマチ(発現日:2002 年、継続中)。
胸腺腫(発現日:1997 年、終了日:1997 年、関連する詳細:手術実施)。
腰部脊柱管狭窄症(発現日:2019 年、終了日:2019 年)。
関連する家族歴はなかった。
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