資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (323 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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・これまでに中枢神経系の脱髄疾患である視神経炎の既往がある。
・臨床的に多巣性の中枢神経系の障害(事象)である。
・中枢神経系に帰することのできる限局性または多発性所見として、2022/03/29
に脳神経の単一または複数の異常、深部腱反射の変化(反射減弱または亢進、反
射の非対称性)、小脳の機能障害(運動失調症、測定障害、小脳性眼振など)の
いずれかが発現。
【疾患の経過】
・発症から最終観察までの期間は 1 か月
・疾患の単相パターンを示すには観察期間が不十分であり、発症後の観察期間が
3 か月以内である。
【鑑別診断】
・病気を説明できる、他の明らかな急性感染症や他の疾患が存在する。
【自己抗体の検査】(検査日:2021/07/09)
・抗 AQP4 抗体陰性、抗 MOG 抗体陽性
臨床検査値:
検査項目:頭部 MRI
検査日:2022 年 4 月 4 日
頭部 MRI では 4 月 4 日に前頭葉大脳皮質、左大脳脚、橋左側腹側右三叉神経~右中
小脳脚、橋右側にかけて T2WI、FCAIR で高信号あり。
検査日:2022 年 4 月 13 日
4 月 13 日に T2WI、FCAIR にて橋の両側腹側や右三叉神経の REZ から橋にかけて、
両側大脳脚、左頭頂葉の白質、左側頭葉の大脳皮質、左視床、左淡蒼球の一部~
下部などに高信号病変多発している。(前回 MRI と比較し、淡かった病変が明瞭に
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