資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (352 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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本人けいれんの既往歴:なし
家族けいれんの既往歴:不明
予防接種の副反応歴:なし
その他のワクチン製剤:なし
処置の有無:あり
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例
(厚生労働省受付番号:v2210001348)である。
2022/07/22 医師より追加情報を入手した。
2021/07/11
SARS-CoV-2(スパイクバックス筋注)1 回目接種。
2021/08/20
SARS-CoV-2(スパイクバックス筋注)2 回目接種。
日付不明
24248
アナフィラキシ
ー反応
食物アレルギー
接種前の体温:36.1℃。
2022/06/25
10:20 頃
09:56 本剤 3 回目接種。
接種後 20 分程度でアナフィラキシーが発現。咽頭の違和感、咳込み、
接種側上肢のかゆみを認めた。聴診にて肺野に狭窄音を聴取。その後、咳込みや
呼吸困難感の増悪、吐き気を認めた。血圧 180-140/142-78 と高めで経過。症状進
行していると考えアドレナリン 0.5 mg を右大腿に筋注。生理食塩水で輸液ルート
確保し、救急外来に診療を依頼。その後、徐々に症状は軽快し、帰宅。
発疹、嘔吐、咳、咽頭違和感、全身のふるえの転帰は、不明。アナフィラキシー
の転帰は、軽快。
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