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資料1-2-3-6    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (291 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html
出典情報 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》
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本例は、くすり相談窓口を通じた薬剤師からの報告である。

2022/05/30 医師より追加情報を入手した。

2021/07/10

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。

2021/07/31

SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。

2022/03/31 本剤 3 回目接種。

2022/04/10 ギラン・バレー症候群が発現。下肢優位の四肢脱力、構音障害が出
現。

2022/04/11 症状が増悪。嚥下障害も出現し、当院当科外来を受診。四肢の筋力
ギラン・バレー
は MMT 3 レベルで立位・歩行不可能。構音・嚥下障害、四肢腱反射消失も認め、
症候群;
心筋梗塞;
低アルブミン血
症;

結腸癌;

呼吸不全;

腸閉塞;

意識変容状態;

誤嚥性肺炎

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栄養状態異常

精査加療目的で緊急入院。誤嚥性肺炎の合併もあり、抗生剤(ユナシン 12 g/
日)投与開始。

夜、2 型呼吸不全による CO2 ナルコーシス、意識障害を認め、NIPPV 装着の上 CCU
に入室。2022/04/12 四肢筋力低下はさらに増悪し、手指がわずかに動く程度に
なった。神経伝導検査を施行し、最重症の脱髄型のギラン・バレー症候群
(AIDP)と診断。大量免疫グロブリン療法を開始し、5 日間実施。腰椎穿刺にて
タンパク細胞解離も確認。

2022/04/13 朝、四肢の動きは全く見られなくなり、NIPPV では呼吸状態が保て
なくなり緊急に挿管、呼吸器装着となった。自律神経障害も合併し、高度の血圧
変動(収縮期血圧 60-220 台を変動)も認めたため、CCU 管理を継続。

2022/04/15 自発呼吸はほとんど見られず、呼吸器管理が長くなることが予想さ
れ、気管切開術を施行。

2022/04/26 四肢麻痺と呼吸筋麻痺の改善は乏しかったが、血圧変動はやや改善
あり、一般病棟へ転棟。

2022/04/27 栄養状態悪化が進行し、Alb 2.0 と低アルブミン血症が進行。それ
による胸水貯留・全身浮腫・呼吸状態悪化を認めた。3 日間アルブミンを投与し
た。

日付不明

アルブミン投与後、リハビリテーションを継続。

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