資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (378 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
当院に教急転院となる。当院、転院時の画像データでは、右下葉耐用性肺炎像
で、検査テータでは尿中肺炎球歯高原陽性、白血球数 12200、
CRP39.18、プロカルシトニン 7.6 と高値で、重症の#1 と考えられた。
カルバペネム系抗生剤の最大量で治療を開始したが、4~5 日経過しても酸素必要
慮が増大し、15L リザーバーマスクより 15LNIPPV 治療が必要となった。
画像では、左肺野に非区城性広範囲に間質影が出現。
2022 年 5 月 25 日
検査で KL-6 が 1249、SP-D が 754.9 と高値で#2 と診断、ステロイド・パルス療法
を併用した。
呼吸状熊の急激な悪化は#2 の関与が原因と考えられた。
その後、左肺野の阿質影は消失し呼吸状態も改善したため。
2022 年 6 月中旬
NIPPV より離脱した。
2022 年 7 月初旬
酸素吸入から離脱した。
日付不明
2 か月半を経過しても、右下葉の肺炎像はわずかに残存している。
以上の経過から、当患者様の病態は#1~#3 と考えられた。
#2 の原因として、カルバペネム系抗生剂による薬剤性間質性肺炎の可能性も考え
られたが、治療前の CT 画像で左肺に軽度ながら間質影が出現しており、
主因でないと考えられる。また、膠原病マーカーも陰性で膠原病性も否定的。
当患者様、昨年に COVID19 ワクチン(ファイザー製)を 2 回接種、2022 年 2 月 27
378