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ガイドライン (147 ページ)

公開元URL https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline
出典情報 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》
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まん延防止に関するガイドライン
(第2章 準備期及び初動期におけるまん延防止対策の概要)

2020 年8月~2021 年 11 月 9
感染状況を4段階の評価(ステージⅠ~Ⅳ)に分類し、それぞれのス
テージにおいて講ずべき施策を整理した。以下のような指標を用いて、
ステージの移行を検知し、先手の対策を講ずることとした。この時、都
市部と地方部では医療提供体制を始め様々な環境が異なるため、「新規
報告数が多い都市部」においては「医療提供体制に関する指標」をより
重視し、「地方部」においては「感染の状況に関する指標」を重視する
など、地域の実情に応じて判断することとしていた。



1.医療提供体制の負荷
・ 医療提供体制等のひっ迫具合(病床使用率、重症病床使用率)・療
養者数・救急搬送困難事例(参考指標)
<指標の考え方>
・ 療養者数:医療提供体制や公衆衛生体制のひっ迫具合について
は、入院患者のほか、ホテル等における宿泊療養や自宅療養も含
めた全体の療養者数も影響することから指標として設定。
2.監視体制
・ PCR 陽性率・発症日から診断までの日数(参考指標)
3.感染の状況
・ 新規報告数・直近1週間と先週の1週間との比較・感染経路不明の
割合
2021 年 11 月~2022 年 11 月 10
国民のワクチン接種率が 70%を超え、医療提供体制の強化や治療薬の
開発が進んできたことで、新規陽性者数の中でも軽症者の割合が多くな
り、重症者としての入院病床の利用率も低下してきたことを踏まえ、各
都道府県が、各地域の感染状況や医療ひっ迫の状況を評価し、必要な対
策を遅滞なく講ずることができるよう、感染状況の評価の在り方を見直
し、「新たなレベル分類」として、5つの分類(レベル1~5)を設け
た。
各都道府県がどのレベルに分類されるかについて、
・感染及び医療の状況についての公開された“予測ツール”や様々な
指標(※)の利用
・保健所ごとの感染状況の地図などの利用
により、判断していくこと等が求められた。



9 詳細は「今後予想される感染状況と対策について」
(令和2年8月7日第5回新型コロナウイルス感染
症対策分科会資料3)を参照。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/kongo_soutei_taisaku.pdf
10 詳細は「新たなレベル分類の考え方」
(令和3年 11 月8日第 10 回新型コロナウイルス感染症対策分科
会)を参照。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai10/newlevel_bunrui.pdf

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