よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


ガイドライン (172 ページ)

公開元URL https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline
出典情報 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

まん延防止に関するガイドライン
(第3章 対応期におけるまん延防止対策の概要)

参考:新型コロナ対応におけるまん延防止対策の枠組み例:BA.5 対策強化
宣言
新型コロナのオミクロン株(BA.5 系統)を中心として感染が拡大した時
期(2022 年夏)において、①病床使用率が概ね 50%超又は昨冬のピーク時
を超える場合、かつ②入院患者が概ね中等症以上等の入院医療を必要とす
る者である場合など、医療の負荷の増大が認められる場合に、地域の実情
に応じて、都道府県が「BA.5 対策強化宣言」を行い、住民や事業者に感染
対策の徹底等の協力要請又は呼び掛けを実施し、国は、当該都道府県を
「BA.5 対策強化地域」と位置付け、必要な支援を行う枠組みを設けた。具
体的には、国・都道府県が連携して、特措法第 24 条第9項に基づく感染
拡大防止の要請・呼び掛けを行うとともに、必要に応じて、国から応援職
員を派遣する等の対応が行われ、合計 27 道府県が「BA.5 対策強化地域」
と位置付けられた。
また、その後、複数の感染拡大を経る中で対応力が強化されていること
や、諸外国においては社会・経済活動の正常化の動きが進んでいることな
どを踏まえ、病床の確保や抗原定性検査キットの OTC 化等の保健医療体制
の強化を前提に、感染症法上の措置について、高齢者・重症化リスクのあ
る者への保健医療の重点化と患者の療養期間の見直しを行うなど、対策の
切替えを行った。その上で、2022 年秋以降の感染拡大期においては、外来
医療を含む医療のひっ迫度に着目した状況の分類(レベル分類)に見直し
た上で、当該レベルに応じて、住民及び事業者に対して感染拡大防止の要
請・呼び掛けを行う枠組みとして、「医療ひっ迫防止対策強化宣言」「医療
非常事態宣言」を導入した 34。

34 「BA.5 対策強化宣言」

「医療ひっ迫防止対策強化宣言」及び「医療非常事態宣言」の枠組みについて
は、第1回新型インフルエンザ等対策推進会議(令和5年9月4日)資料5-2「1.特措法運用」
部分を参照。

- 32 -