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ガイドライン (381 ページ)

公開元URL https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline
出典情報 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》
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事業者・職場における新型インフルエンザ等対策ガイドライン
(第2章 業務計画及び BCP 策定・実施の留意点)

こと。
② 換気、マスク着用等の咳エチケット・手洗い等の基本的な感染対策
等を行うこと。
③ 出張等で外出する場合は、流行地域への移動を避ける、公共交通機
関のラッシュの時間帯を避けるなど、可能な限り人混みを避けて行動
すること。
イ)職場における感染対策の実行(職場の清掃・消毒・換気)
① 職場における接触感染の防止のため、必要に応じ、次の方法等によ
り、職場の清掃・消毒を行う。
a 通常の清掃に加えて、特に机、ドアノブ、スイッチ、階段の手すり、
テーブル、椅子、エレベーターの押しボタン、トイレの流水レバー、
便座等人がよく触れるところを拭き取り清掃する。
b 従業員の感染が判明し、その直前に職場で勤務していた場合には、
当該従業員の机の周辺や触れた場所などの消毒剤による拭き取り清
掃を行う。
② 新型インフルエンザ等の特性によっては、飛沫感染及び接触感染に
加え、エアロゾル感染に対応する必要がある場合が考えられる。エア
ロゾル感染への対策として、建物の構造や室内温度、外気温に応じ可
能な範囲で換気を行うことが望ましい(必要な換気量が確保されてい
るかを確認する方法としては、二酸化炭素濃度測定器(CO2 センサー)
の活用等がある。)。効果的な換気のため、必要に応じ次の方法に留意
して行う。
a 定期的な機械換気装置の確認やフィルタ清掃等が重要であることか
ら、機械換気が設置されていない場合には窓開け換気を行う。窓開
け換気を行う際には、2方向の窓を開けると換気効果が大きい。換
気方法については、夏の暑さ等外気条件を考慮し室内環境に配慮し
て換気方法を選択する。
b 感染を防ぐためには空気の流れについて配慮が必要である。十分な
外気の取り入れ・排気と併せ、空気の流れにより局所的に生じる空
気のよどみを解消する。エアロゾルの発生が多いエリアから排気し
て、反対側から外気を取り入れると、浮遊するエアロゾルを効果的
に削減することが可能である。
c 目を覆う程度の高さより高いパーティションや天井からのカーテン
などは、空気の流れを阻害しないよう、空気の流れに対して平行に
配置するように注意する。

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