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ガイドライン (52 ページ)

公開元URL https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline
出典情報 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》
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サーベイランスに関するガイドライン
(第2章 準備期の対応)

五類感染症(無症状病原体保有者を含む。)、二類感染症、三類感染症、
四類感染症又は五類感染症の疑似症のうち、集中治療その他これに準ずる
ものが発生した場合の、早期探知を目的とする。
〇 実施方法
疑似症の発生状況の届出を担当させる指定届出機関(全国約 700 か所)
から発熱、呼吸器症状、発しん、消化器症状又は神経症状その他感染症を
疑わせるような症状のうち、医師が一般に認められている医学的知見に基
づき、集中治療その他これに準ずるものが必要であり、かつ、直ちに特定
の感染症と診断することができないと判断した場合、国は、感染症サーベ
イランスシステムにより情報収集し、その結果を分析する。
〇 実施時期
通年
(イ)患者発生サーベイランス(指定届出機関からの報告によるもの)
〇 目的
インフルエンザ及び新型コロナの患者数を調査することにより、インフル
エンザ及び新型コロナの流行がどの段階(流行入り、ピーク、終息等)にあ
るかを把握し、その段階に応じた対策を講じる。
〇 実施方法
全国約 5,000 か所の定点医療機関(小児科定点約 3,000 か所、内科定点
約 2,000 か所)からインフルエンザ及び新型コロナと診断した患者につい
て、都道府県等は、1週間(月曜日から日曜日)ごとに報告を受け、国は、
感染症サーベイランスシステムにより情報収集し、その結果を分析し、情
報を提供・共有する。
都道府県等は、平時から、報告機関に対し、報告内容・方法等に関する
啓発を行う等、報告についての理解及び協力を求める。
〇 実施時期
通年
〇 公表
インフルエンザに関する定期的な報道発表は、原則として毎年9月から
翌年3月までを目途として実施する。
国は、新型インフルエンザ等の発生時には定期的に結果を公表する。

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