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ガイドライン (39 ページ)

公開元URL https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline
出典情報 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》
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情報収集・分析に関するガイドライン
(参考)

通機関の利用は避けることをお願いする。外出時のマスク着用及び手指衛生
などの感染予防策を指導する。
〇 原則として、無症状の濃厚接触者は、検査対象である初期スクリーニングよ
り以後の、新型コロナウイルスの検査対象とはならないことは前述の通りで
ある。
〇 「濃厚接触者」と同居している者には、家庭内でもマスクの着用及び手指衛
生を遵守するように伝える。
その他、「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご
注意いただきたいこと~8つのポイント~」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf を参照のこと。
〇 「濃厚接触者」に対する廃棄物処理、リネン類、衣類等の洗濯は通常通りに
行うよう伝える。
〇 「濃厚接触者」に児童生徒等がいる場合は、文部科学省「新型コロナウイル
ス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン」
https://www.mext.go.jp/content/20210219-mxt_syoto01-000007775.pdf を
参照する。
○ 医療機関からの検体搬送については、「2019-nCoV(新型コロナウイルス)
感染を疑う患者の検体採取・搬送マニュアル」を参照する。
(国立感染症研究所からのお願い)
○ 特に流行の兆しのある時期においては、ウイルスをそれぞれのクラスター
の中に封じ込めることが最大の COVID-19 対策の目標となるが、ワクチン接種
が進む状況下では、個々の陽性者の症状は概して重度ではない可能性がある。
このような場合の対応についても、これから流行していくウイルスがどのよ
うな変遷を辿るかがまだ不明なだけに、国や地域を俯瞰した対応が必要と考
える。2021 年のアルファ株、デルタ株の流行初期においては、地域における
疫学情報やウイルスのゲノム情報、海外における流行状況やウイルスの情報
などを総合的に把握・判断して、国立感染症研究所より、ウイルスの封じ込め
を含めた、やや広域で事例の特徴を明らかにすることを目的とした調査を自
治体に打診し、合意が得られた場合に、複数自治体の連携も視野に入れての対
応を行った。
〇 深堀積極的疫学調査については、特に感染源が「見えにくいクラスター」の
調査としての側面に加えて、潜在的な感染源調査を中心として、都度の事例に
共通して認識される様々なリスク要因を探索していくための疫学調査として
の側面も含む。今後、疫学調査の対象として、自治体から情報集約・分析を強
化していくことが考えられることから、厚生労働省クラスター対策班との連
携のもと、国立感染症研究所(主には実地疫学研究センター・FETP を想定)

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