ガイドライン (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline |
出典情報 | 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(第2章 準備期の対応)
合に、関係省庁の関係部局への迅速な報告、省庁間での連携や都道府県等や
地方衛生研究所等を始めとする関係機関への速やかな共有が行われ、効果的
なリスクコミュニケーションにつながる体制を整備・確保する。
⑥ 国及び JIHS は、有事に拡張可能な情報収集体制を構築、強化し、有事に
備える。
具体的には、国及び JIHS は、外国政府、国際機関、海外の大学や研究機
関、海外感染症専門人材、在外公館及び国内外の関係機関等との交流や往来
を深める等、人的・組織的ネットワーク形成に努める。また、感染症診療・
公衆衛生対応の連携構築のための能力把握及び人的ネットワーク構築のた
め、専門人材を現地又は情報収集に資する国際会議等に派遣する。
3.情報収集・分析及びリスク評価から政策上の意思決定までのプロセス
国は、新型インフルエンザ等発生時における、感染拡大防止と国民生活及び
国民経済との両立を見据えた対策の実施に向けて、国及び JIHS による情報の
収集・分析及びリスク評価、それらを踏まえた政策上の意思決定及び実務上の
判断を行うプロセスについて、平時から整備・実践する。
(1)情報収集・分析
① 国及び JIHS は、平時において、感染症インテリジェンスに資する利用可
能な情報を定期的に収集し、継続的に分析・評価を行う。
② 国及び JIHS は、平時における情報収集・分析に加えて、有事に把握すべ
き情報内容の整理や把握手段の確保等を行う。
③ 国及び JIHS は、国民生活及び国民経済に関する情報や社会的影響等の収
集・分析に備え、収集すべき情報の整理や収集・分析方法の研究を行う等、
平時から準備を行う。平時から収集・分析等を行う情報として、以下が挙げ
られる。
〇
国内外の感染症の発生動向
平時から実施するサーベイランスのほか、有事における感染症の流行状
況や時間の経過に応じた追加的な感染症サーベイランスの実施や対象者・
対象施設拡大等の実施方法の変更等、機動的かつ柔軟に対応する。
〇
病原体に関する情報
国及び JIHS は、疫学情報の収集により、平時から感染症の発生動向やパ
ターンを把握するとともに、異常な発生の早期探知を行う。また、迅速か
-4-