よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


ガイドライン (68 ページ)

公開元URL https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline
出典情報 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

サーベイランスに関するガイドライン
(第4章 対応期の対応)

二類感染症、三類感染症、四類感染症又は五類感染症の疑似症のうち、
当該感染症にかかった場合の病状の程度が重篤であるものが発生し、又は
発生するおそれがあると認めたとき、都道府県等は、当該感染症の患者を
診断し、又は当該感染症により死亡した者の死体を検案した医師に、当該
患者について報告に基づく疑似症サーベイランス(全数把握)について、
初動期に引き続き実施する。なお、医師からの届出による患者発生サーベ
イランス(全数把握)開始後は終了する。
(イ)入国者サーベイランス
〇 対応期以降に想定される対応
検疫法に基づく検査により判明した陽性者について、ゲノム解析による
ウイルス系統別の検出状況等を集計・公表することを、初動期に引き続き
実施する。感染症の法律上の位置付け変更に伴い、準備期の対応に切り替
える。
(ウ)インフルエンザ様疾患発生報告(学校サーベイランス)
〇 対応期以降に想定される対応
感染症の特徴や病原体の性状(病原性、感染性、薬剤感受性等)に応じ、
実施方法の強化や見直しを検討し、必要に応じて実施する。
(エ)クラスターサーベイランス
〇 対応期以降に想定される対応
クラスター発生状況に応じ、実施体制の強化や見直しを検討の上、実施
する。
準備期・初動期に引き続き、
「インフルエンザ及びノロウイルス感染症の
院内感染に関する保健所への報告及び相談について」及び「社会福祉施設
等における感染症等発生時に係る報告について」を適用する旨を周知する。
また、クラスター班による専門人材の把握、感染拡大にかかるリスク評
価の支援及びデータ集計・分析支援等や、自治体ホームページやメディア
等の報道による感染者の発生に係る国の把握については、平時への運用へ
移行する。
(2)患者発生の動向把握
(ア)疑似症サーベイランス(指定届出機関からの届出によるもの)
〇 対応期以降に想定される対応
準備期から実施している疑似症定点医療機関からの疑似症患者の報告を

- 24 -