ガイドライン (389 ページ)
出典
公開元URL | https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline |
出典情報 | 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》 |
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(第2章 業務計画及び BCP 策定・実施の留意点)
表2 業務を継続する際の感染対策の例
目的
区分
対策例
従業員の感染リ 業務の絞込み
・重要業務への重点化
スクの低減
全般
・テレワークの実施
※テレワーク実施のための就業規則等の見直し、通
信機器等の整備を行う。
通勤(都市部で ・ラッシュ時の公共交通機関の利用を防ぐための時差
の満員電車・バ
出勤、自家用車・自転車・徒歩等による出勤の推進
ス)
外出先等
・出張や会議の中止
※対面による会議を避け、オンライン会議等の活用
を検討する。
その他施設
・社員寮、宿直施設での接触距離を保つ(寮の二人部
屋を見直す、食堂や風呂の利用を時間制にするな
ど)。
職場内での感染 患者(発熱者) ・発熱している従業員や訪問者は、出勤や入場を拒否
防止
の入場防止のた
する。
めの検温
一般的な対人距 ・職場や訪問者の訪問スペースの入口や立ち入れる場
離を保つ
所、訪問人数を制限する。
・食堂等の時差利用により接触距離を保つ。
・職場内に同時にいる従業員を減らす(フレックスタ
イム制など)。
飛沫感染、接触 ・マスク着用、咳エチケット、手洗い・手指消毒、職
感染を物理的に
場の清掃・消毒
防ぐ
手洗い・手指消 ・職場や訪問スペースに出入りする人は必ず手洗いを
毒
行う。そのために、訪問スペースに入る前に手洗い
場所(手指消毒場所)を設置する。手洗い場所の設
置が難しい場合、速乾性消毒用アルコール製剤を設
置することも有効である。
訪問者の氏名、 ・訪問者の氏名、所属、連絡先等を記入してもらう。
連絡先の把握
(この情報は、後に感染者の積極的疫学調査や感染
対策を講じるために重要となる。)
・海外からの訪問者については、本国での住所、直前
の滞在国、旅券番号なども記入してもらう。
欠勤者が出た場合に備えた、代替 ・事業者の意思決定を行う等代替要員が限られている
要員の確保
者の交替勤務や別の場所での勤務(スプリットチー
ム制)
・家族の状況(年少のこどもや要介護の家族の有無
等)による欠勤可能性増大の検討
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