ガイドライン (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline |
出典情報 | 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》 |
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(第2章 準備期の対応)
ね7月から9月までを目途に実施する。
〇 公表
毎年 12 月を目途に速報として公表する。
(イ)下水サーベイランス(感染症流行予測調査)
厚生労働省における感染症流行予測調査事業の一環として、ポリオウイ
ルス及び新型コロナウイルスの下水サーベイランスを実施する。
〇 目的
市中等でヒトから排出された唾液や糞便に含まれるウイルスを把握する
ことを目的とする。病原体の検索等の調査を行い、各種疫学情報と併せて
感染症の発生動向の分析を実施する。
〇 実施方法
都道府県等の協力を得て、下水処理場の下水を採取し、新型コロナウイ
ルスゲノム量の PCR 測定を行う。
〇 実施時期
通年
〇 公表
定期的に公表
また、平時の下水サーベイランスの応用手法に関しては、様々な病原体
の下水中の検出や安定性等の基礎的な研究及び下水の採取場所(環境水、
施設排水、航空機排水等)に応じた特性等に関する研究等を実施するとと
もに、国際的な下水サーベイランスに関するネットワーク等を活用し、諸
外国等における下水サーベイランスの活用状況や研究等の情報を収集する。
(4)重症者・死亡例の把握
(ア)入院サーベイランス(指定届出機関からの届出によるもの)
〇 目的
インフルエンザ及び新型コロナによる入院者数や医療対応を調査し、例
年と比較することにより、そのシーズンの重症化のパターン(重症化しや
すい年齢、重篤な症状の発生状況等)の概要を把握し、治療に役立てる。
〇 実施方法
基幹定点医療機関(全国約 500 か所の 300 床以上の医療機関)において、
インフルエンザ及び新型コロナによる入院患者の年齢や、重症者に対する
検査・対応の実施状況(人工呼吸器装着の有無、集中治療室入室の有無な
ど)について、都道府県等は、1週間(月曜日から日曜日)ごとに報告を
受ける。国は、感染症サーベイランスシステムにより情報収集し、その結
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