ガイドライン (210 ページ)
出典
公開元URL | https://www.caicm.go.jp/action/plan/index.html#influenza_initial_response_guideline |
出典情報 | 新型インフルエンザ等対策政府行動計画ガイドライン(8/30)《内閣感染症危機管理統括庁》 |
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(第2章 準備期における対応)
パンデミック発生時に迅速にワクチンを導入するための準備を行う。
(2)パンデミックワクチン(第3部第7章 1-2-2)
① 国は、SCARDA における重点感染症等に関するワクチン開発状況など、
ワクチン開発及び生産に関する関係機関、研究者、事業者等の現状を
関係省庁間で共有し、必要な支援やその方針等を定めた上、不断の更
新を行う。また、国内に整備されているワクチン製造拠点や製造能力
の情報等を関係省庁間で共有し、必要な支援やその方針等を検討する。
(1-2-2-2)
② 国内のワクチン製造拠点の製造量等を考慮し、国内製造分のワクチ
ンだけでは不足が生じる事態に備え、輸入ワクチンの確保の基本的考
え方を定めるとともに、デュアルユース設備 5の国内整備など、パンデ
ミック発生時において全国民分のワクチン生産を可能とする国内生産
体制整備には一定の時間を要することから、それまでの間、海外から
のワクチンの輸入が可能になるように、以下の取組を行う。(1-2-2-3)
a 国内に整備されているワクチン製造拠点や製造能力の情報等を基
に、国内生産ワクチンだけでは不足が見込まれる分量を試算する。
b 海外のワクチン製造販売業者に対して、開発状況や日本への供給
可能性、供給時期、供給可能量等について、情報収集を行うととも
に、突発的に調達の交渉の必要性が生じた際にも連絡可能となるよ
う、関係性の構築に努める。
③ 厚生労働省は、新しいモダリティのワクチン開発状況を踏まえた上
で、パンデミック発生時に製造するパンデミックワクチンのモダリテ
ィ等について総合的に検討し、パンデミック発生時に迅速にワクチン
を導入するための準備を行う。
(3)ワクチンの接種に必要な資材(第3部第7章 1-2-3)
① 国は、ワクチンの接種に必要となる注射針やシリンジ等の資材(以
下「ワクチンの接種に必要な資材」という。)について、国内において
どのような事業者が製造又は輸入しているのか、国内在庫の量や、パ
ンデミック時にどれだけの数量を確保できる見込みかを準備期におい
ても把握するために、以下について取り組む。
a ワクチンの接種に必要な資材の製造業者等から、パンデミック時
の資材の製造や品質、価格の見込みに関して情報収集を行う。
5 平時は企業のニーズに応じたバイオ医薬品を製造し、有事にはワクチン製造へ切り替えられる設備のこ
と。
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