令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (123 ページ)
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公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4 |
出典情報 | 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》 |
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東京外かく環状道路の整備促進
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 建設局・都市整備局)
(1)外環(関越道~東名高速)については、首都圏における交通
・物流の根幹を成す重要な道路である。有料道路事業の活用を
基本としつつ、整備に必要な財源を十分に確保し、早期に開通
すること。
事業の実施に当たっては、安全を最優先に工事を進めるとと
もに、コスト縮減に努めること。また、都が受託している青梅
街道インターチェンジの用地取得が円滑に進むよう、相互に連
携して取り組むこと。
(2)「対応の方針」を国の責任において確実に履行すること。
また、外環の整備に併せ、ジャンクションやインターチェン
ジ周辺等におけるまちづくりなどについて、都や沿線区市と協
力し推進すること。
(3)外環(東名高速~湾岸道路)については、事業中区間に引き
続き整備していくため、「東京外かく環状道路(東名高速~湾
岸道路間)計画検討協議会」における議論も踏まえ、物流強化
等の観点から、羽田空港及び東京港へのアクセス強化に資する
東名高速~湾岸道路間の計画を早期に具体化すること。
<現状・課題>
東京が日本経済のエンジンとして、我が国の成長をけん引するため、また、災
害時における首都東京の安全・安心を確保するためには、首都圏の陸・海・空の
交通・物流ネットワークの強化が極めて重要である。
とりわけ、首都圏における交通・物流の根幹を成す外環は、渋滞解消による国
際競争力の強化や、首都直下地震など大規模災害時における避難・救急活動ルー
トの確保など、様々な効果が期待されている。平成 30 年6月には、千葉区間が
開通し、東関東道から関越道までの四つの高速道路が外環道で結ばれ、都内を通
過する交通が外環に転換するなどの整備効果が発現している。しかしながら、今
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