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令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (218 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4
出典情報 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》
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(3)水素の経済合理性を高めるため、カーボンプライシングをは
じめとした制度を有効に機能させるほか、グリーン水素製造時
の水電解に必要な電力に対する減免措置などの様々な支援手法
を活用し、多様な分野で水素が利用者から選択される環境を早
期に整備すること。
(4)大規模な水素需要創出、大量かつ安定的な水素供給の確立に
向けたインフラ整備等の取組や技術開発への支援を継続的に進
めること。
将来的な川崎臨海部での水素の受入れの可能性を視野にパイ
プラインを含めた水素供給ネットワーク構築に向けて国として
先導的な役割を果たすとともに、企業や自治体等の取組を支援
すること。また、水素供給に関わる技術的課題を整理し、技術
基準を確立するとともに、水素に関して一元化された法令等を
整備すること。
(5)脱炭素社会実現の柱となるグリーン水素の普及に向けて、法
令等の規制緩和、技術開発の推進、継続的な財政支援及び他団
体との連携促進等に取り組み、グリーン水素供給体制の確立に
向け国として先導的な役割を果たすこと。
(6)海外の都市とのサプライチェーン構築等に向けた都の取組も
生かしながら、国として、水素の国際的な供給のサプライチェ
ーン構築を進めること。
(7)水素製造設備、定置用燃料電池、水素燃料ボイラー、燃料電
池車両及び水素ステーション等の導入について、メーカー、機
器や車両の導入事業者、水素ステーション運営事業者等が長期
的な視点をもって事業展開ができるよう、複数年度にわたる継
続的かつ柔軟な財政支援を行うとともに、支援対象の拡大を図
ること。とりわけ、中小企業に配慮すること。
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