令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (313 ページ)
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公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4 |
出典情報 | 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》 |
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スタートアップ支援の推進
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スタートアップ支援の連携と施策の強化
(都所管局
(提案要求先 内閣官房・内閣府・経済産業省)
スタートアップ・国際金融都市戦略室・産業労働局)
起業数及びユニコーン数を拡大し、世界市場で打ち勝つスタートア
ップを育てていくため、都が進める「Tokyo Innovation Base(TI
B)に参画し、都及びTIBに参画する関係者との密接な連携により、
国内のイノベーション創出に向け、日本の一つの大きなエコシステム
を育てる取組を強化すること。
<現状・課題>
世界の変革と成長をけん引するスタートアップを数多く輩出し、イノベーショ
ンによって社会課題を解決するため、国を挙げてスタートアップのエコシステム
創出に取り組むことが重要である。
世界で打ち勝つスタートアップの育成を強力に進めていくためには、国と都と
の連携により、オールジャパンで取組を推進し、イノベーションを起こす場づく
りを共に進めるとともに、資金や人材、ノウハウなどの経営資源が不足している
スタートアップに対し、官民一体で多様な側面から支援する体制を構築していく
必要がある。国は、「スタートアップ育成5か年計画」において、官民による我
が国のスタートアップ育成策の全体像やグローバルスタートアップキャンパス構
想を掲げており、昨年6月に打ち出したいわゆる「骨太の方針 2023」においても、
スタートアップの推進と新たな産業構造への転換、インパクト投資の促進など具
体的な施策展開の方針を明らかにしており、様々なスタートアップ拠点の設置や
計画が進行している。
また、都がスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」において
構想を掲げた「Tokyo Innovation Base(TIB)」は、今年5月のグランドオー
プン以降、スタートアップやその支援者が集まり交流する一大拠点となっている。
これらの拠点をより効果的な場としていくために、都内各地の拠点との連携や多
様な支援プログラムの提供など、国内エコシステムの一つの大きなネットワーク
を創り上げ、スタートアップ創出に社会全体で取り組むことが必要である。
<具体的要求内容>
世界を見据えたスタートアップの振興に向け、「スタートアップ育成5か年計
画」に基づく施策展開を加速するとともに、国での施策の検討状況について、適
宜、情報提供するなど、都と密接に連携し、資金、人材、販路などの多様な側面
からの支援が抜本的に強化されるよう、共に取り組むこと。
TIBにおけるスタートアップとスタートアップ支援に関わるあらゆるプレイ
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