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令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (352 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4
出典情報 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》
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安定供給の確保に向けた取組のほか、GXの実現に向け、「GX経済移行債」等
を活用した大胆な先行投資支援、カーボンプライシングによるGX投資先行イン
センティブ、新たな金融手法の活用などを含む「成長志向型カーボンプライシン
グ構想」の実現を目指すこととなった。企業が自主的に設定した目標に基づき削
減量を評価する仕組みである排出量取引(GX-ETS)が令和5年度より試行
的に開始し、令和8年度より本格的に稼働する。あわせて、カーボン・クレジッ
ト市場を開設し、GX-ETSの目標達成に活用可能なJ-クレジットの市場取
引を開始したが、その活性化が課題となっている。
<具体的要求内容>
(1)中小企業の脱炭素化に向けた設備投資や革新的な技術開発、円滑な排出量
算定等の更なる支援強化を図ること。
(2)国が開設したカーボン・クレジット市場は、GXリーグにおける排出量取
引制度(GX-ETS)の参加企業以外でも取引が可能であることから、中
小企業も含め取引に参加しやすい仕組みとするとともに、良質で信頼性の高
い海外クレジットも対象に加えることで取引が活性化されるよう、検討を進
めること。

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