令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (259 ページ)
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公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4 |
出典情報 | 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》 |
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る役割に鑑み、財政措置を講じるとともに、地方自治体の裁量
を拡大するなど規制改革を行うこと。
また、保育所等の整備を促進するための税制措置を講じる
こと。
<現状・課題>
女性の社会進出等により、潜在需要を含め依然として高い保育ニーズに的確に
対応し、子供・子育て支援施策を更に充実させるためには、地方自治体の裁量を
拡大するなど規制改革を行う必要がある。
都の認証保育所制度は、0歳児又は1歳児保育や 13 時間開所を全ての施設で実
施し、大都市特有の多様な保育ニーズに対応しているほか、保育所等に求められ
る地域の子育て支援にも貢献している。こうした重要な役割を果たしているにも
かかわらず、都の認証保育所は国の財政支援の対象とされていない。
地域型保育事業では、設備・運営に関する基準の多くが、国の基準に従うもの
とされており、例えば、家庭的保育事業についても自園調理を原則とするなど、
事業形態等に即さない基準が設けられている。
<具体的要求内容>
多様化する保育ニーズに対応し、全ての子供と子育て家庭が保育の必要度に応
じてサービスを利用できるよう、地方自治体の裁量を拡大するなど規制改革を行
うとともに、保育所等の整備を促進するための税制措置を講じること。
(1)区市町村や保育サービスを提供する事業者が、保育所整備に積極的に取り
組むことができるよう、保育所や認定こども園の認可基準について地方自治
体の裁量を拡大し、施設の設備・運営基準を弾力的に定められる制度とする
こと。
また、小規模保育、家庭的保育、事業所内保育など地域型保育事業につい
ても同様に、地方自治体の裁量を拡大すること。
(2)大都市のニーズに柔軟に対応し、かつ保育所に準ずる独自の基準を定めて
いる都の認証保育所が果たしている役割に鑑み、十分な財政措置を講じるこ
と。
(3)保育所等への用地供給を促進するため、保育所等の敷地として貸与されて
いる土地の相続税及び贈与税を非課税とすること。
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