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令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (128 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4
出典情報 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》
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高速晴海線の整備推進
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 都市整備局・建設局)

都心と臨海部との連携強化や防災拠点へのアクセス強化等に資す
る高速晴海線延伸部(築地~晴海間)等の整備を推進すること。
<現状・課題>
晴海線は、都心と臨海部との連携を強化するとともに、臨海部の交通分散や利
便性向上に寄与する路線として平成5年に都市計画決定された。これまでに晴海
~東雲JCT間が開通しているが、築地~晴海間については未着手となっている。
未着手となっている晴海線延伸部(築地~晴海間)については、新京橋連結路
と連続したネットワークを形成することで、特に交通が集中する江戸橋・箱崎J
CTなどの渋滞ポイントを避けた、都心と首都高速湾岸線の相互アクセスが可能
となる。
令和6年能登半島地震では、道路の陥没や亀裂により、救命救助や物資の支援
などが滞り、被災地等へのアクセスを確保する道路網の重要性が改めて認識され
た。こうした中、有明地区に位置する「東京湾臨海部基幹的広域防災拠点 ※ (有
明の丘地区)」は内陸部とのアクセスに課題があるところ、晴海線延伸部やそれ
に合わせた高速道路の出入口の整備によりアクセス性を強化し、首都東京の災害
じん
に対する強靱化を図る必要がある。さらに、晴海線延伸部は、大規模更新を行う
築地川区間に接続予定であることから、接続部については、大規模更新事業と一
体的に実施する必要がある。以上のことから、高速道路の進化に該当する晴海線
の整備を早期に推進することが喫緊の課題である。
※東京湾臨海部基幹的広域防災拠点:首都直下地震などの大規模災害が発生した際、災害応
急対策に係る連絡調整を迅速かつ的確に実施するため
の拠点。有明の丘地区は、緊急災害現地対策本部が設
置されるほか、応援部隊の活動拠点や広域医療搬送の
拠点等としても活用。

<具体的要求内容>
(1)高速道路の進化に該当する晴海線延伸部について、事業者を早期に決定
し、事業化すること。整備に当たっては、有料道路事業を積極的に活用す
ること。
(2)広域防災拠点(有明の丘地区)へのアクセス強化に資する高速道路の出入
口について計画を具体化すること。
(3)築地川区間の大規模更新との接続部について、大規模更新事業と一体的に
実施すること。

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