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令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (80 ページ)

公開元URL https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4
出典情報 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》
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流域貯留浸透事業の推進
(提案要求先 国土交通省)
(都所管局 建設局・都市整備局)

流域における雨水の流出を抑制するため、グリーンインフラの導入
も含めて流域貯留浸透事業の推進に必要な財源の確保、国費率の引上
げ及び制度拡充を図ること。
<現状・課題>
都は、河道などの治水施設の整備に加え、総合治水対策の一環として、流域に
おける雨水の流出を抑制するため、都の関連施設に加え、関係区市町村とも協力
して公共施設への貯留浸透施設の設置や透水性舗装の実施などを推進している。
令和3年度より、特定都市河川浸水被害対策法に基づき指定された特定都市河川
流域で実施する流域貯留浸透事業は個別補助事業として補助率が2分の1へと引
き上げられたが、特定都市河川流域以外で実施する事業の補助率は3分の1となっ
ている。
また、令和6年度より交付金事業である流域貯留浸透事業の採択要件が、これま
での 300 立方メートル以上から、複数で 500 立方メートル以上の貯留浸透機能を持
つ施設とされた。一方、特定都市河川流域で実施する個別補助事業は、これまでど
おり 300 立方メートル以上となっている。
雨水流出抑制をより一層進めるために、自然環境が有する機能を社会課題の解
決に活用するグリーンインフラの導入を推進する取組の加速が求められている。
<具体的要求内容>
(1)流域貯留浸透施設の整備について必要な財源を安定的・継続的に確保し、
東京への確実な配分と国費率の引上げを図ること。
(2)1施設 300 立方メートル未満の小規模な貯留浸透施設についても取組を推
進できるよう、個別補助事業の採択要件を緩和すること。
(3)レインガーデンなど雨水流出抑制に資するグリーンインフラの整備につい
て補助の対象とすること。




【整備状況】
<令和6年3月末時点>





整備状況

流域貯留浸透施設(S58~)

- 76 -

110か所