令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項) (167 ページ)
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公開元URL | https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/seisakukikaku/r7_kouki-4 |
出典情報 | 令和7年度 国の予算編成に対する東京都の提案要求(最重点事項)(11/14)《東京都》 |
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羽田空港の機能発揮に資する交通アクセス等の強化
(提案要求先
(都所管局
国土交通省)
都市整備局)
(1)都心に近く、24 時間利用可能な空港である羽田空港の機能を
最大限に発揮するため、広域交通ネットワークの整備を推進す
ること。
(2)今後の羽田空港の更なる機能強化に的確に対応するため、空
港アクセスの強化等を検討すること。
(3)深夜早朝時間帯の国際線発着枠を一層活用するため、深夜早
朝時間帯における交通アクセスの利便性の向上を図ること。
<現状・課題>
羽田空港は、都心に近く、24 時間利用可能な空港である。このポテンシャルを
十二分に生かすためには、深夜早朝時間帯の交通アクセスの利便性の向上ととも
に、幹線道路や公共交通など、空港アクセスの一層の強化が重要である。
このため、広域交通ネットワークの整備を進めており、国道 357 号多摩川トン
ネルについても平成 27 年度に事業着手した。
今後、国は、関係自治体等と連携を図りながら、羽田空港の機能強化に的確に
対応するため、空港アクセスの強化を検討する必要がある。
また、平成 26 年度、都は、国に協力し、深夜早朝時間帯のアクセスバス実証運
行を実施した。この成果を踏まえ、平成 27 年度から、民間が主体となり、国・都
県市等で構成される「東京国際空港の深夜早朝時間帯におけるアクセスバス運行
協議会」が支援を行い、運行を実施している。今後とも、深夜早朝時間帯の国際
線発着枠の活用のため、より一層の空港アクセスの利便性向上を図る必要がある。
<具体的要求内容>
(1)都心に近く、24 時間利用可能な国際空港である羽田空港の機能を最大限発
揮する国道 357 号多摩川トンネルなどの空港と連結する広域交通ネットワー
クの整備を推進すること。
(2)今後の羽田空港の更なる機能強化に的確に対応するため、交通政策審議会
答申第 198 号で位置付けられた空港アクセスの強化に資する路線の実現に向
けて、財源の確保等必要な措置をとること。また、外環については、羽田空
港へのアクセス強化に資する東名高速から湾岸道路間の全区間の計画を早期
に具体化し、事業中区間に引き続き整備していくこと。さらに、空港構内道
路においては、より一層の分かりやすい案内誘導で、空港利用者の利便性向
上を図ること。
(3)深夜早朝時間帯の国際線発着枠を一層活用するため、深夜早朝時間帯にお
ける鉄軌道やアクセスバス等の利便性の向上を図ること。
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