よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和4年版厚生労働白書 (217 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/zentai.pdf
出典情報 令和4年版厚生労働白書(9/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第2部
図表 2-2-1

現下の政策課題への対応

ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)について



2



求職者支援訓練

(1)対象:ハローワークの求職者 主に雇用保険を受給できない方
(2)訓練期間:2 ~ 6 か月
(3)実施機関
○民間教育訓練機関等(訓練コースごとに厚生労働大臣が認定)
主な訓練コース
・介護系(介護福祉サービス科等)
・情報系(ソフトウェアプログラマー養成科等)
・医療事務系(医療・調剤事務科等)等

(3)ものづくり立国の推進

1 熟練技能者を活用した技能継承、技能尊重気運の醸成等
若者のものづくり離れ・技能離れが見られる中、業界団体等を活用した技能継承に取り

働き方改革の推進などを通じた労働環境の整備など

公共職業訓練(離職者向け)

(1)対象:ハローワークの求職者 主に雇用保険受給者
(2)訓練期間:概ね 3 月~ 2 年
(3)実施機関
○国(ポリテクセンター)
主にものづくり分野の高度な訓練を実施(金属加工科、住環境計画科等)
○都道府県(職業能力開発校)
地域の実情に応じた多様な訓練を実施(木工科、自動車整備科等)
○民間教育訓練機関等(都道府県からの委託)
事務系、介護系、情報系等モデルカリキュラムなどによる訓練を実施

組んできたところであるが、2013(平成 25)年度から若年技能者人材育成支援等事業を
創設し、若年技能者が技能を向上させる、あるいは、若者が進んで技能者を目指す環境の
整備等に取り組んでいる。
若年技能者人材育成支援等事業においては、ものづくりに関して優れた技能・経験を有
*16
が企業、業界団体、教育訓練機関において、若年技能者
する「ものづくりマイスター」

への実技指導を行い、効果的な技能向上及び後継者の育成を行っている。
また、将来の IT 人材育成に向けて、IT 技術を活用した生産性向上等に関する知識・技
能をもつ技能者である「テックマイスター」が中小企業等において、従業員等に生産性向
上等に係る実技指導を行っているほか、情報技術関連の優れた技能をもつ技能者である
「IT マスター」が学校等において、情報技術に関する興味を喚起する講習等を行っている。
さらに、技能者を活用した技能習得のための情報の提供等を行うとともに、地域におけ
る技能尊重気運の醸成を図るため、各種技能振興イベントの開催、優れた技能士が作成し
た商品等に表示するロゴマーク(グッドスキルマーク)の認定・普及及び地域で行われて
いる技能振興に資する地域独自の取組みや制度を「地域発!いいもの」として選定し広く
国民へ周知するなど、地域関係者の創意工夫による取組みを推進している。
なお、2021(令和 3)年度は、2020(令和 2)年度に引き続き、新型コロナウイルス
感染症の感染防止対策を徹底した上で、それぞれの取組みを実施した。

* 16 「ものづくりマイスター」を紹介したホームページ

https://monozukuri-meister.mhlw.go.jp/mm/mm/contents/home/

令和 4 年版

厚生労働白書

203