令和4年版厚生労働白書 (437 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/zentai.pdf |
出典情報 | 令和4年版厚生労働白書(9/16)《厚生労働省》 |
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「はたちの献血」キャンペーンポスター
中学生向けポスター
現下の政策課題への対応
大学生向けポスター
健康で安全な生活の確保
第
章
8
「けんけつ HOP STEP JUMP 生徒用」
2
「けんけつ HOP STEP JUMP 教員用」
輸血用血液製剤の安全対策について
国内の輸血用血液製剤には、これまで献血時の問診、HBV、HCV、HIV などに対する
抗原抗体検査、核酸増幅検査(NAT: Nucleic Acid Amplification Testing)、供血者
からの遡及調査の徹底等の対応を講じてきた。NAT に関しては、2014(平成 26)年 8
月からは、20 人分の血液をまとめて検査する 20 プール NAT を変更して、1 人分ずつ検
査する個別 NAT を導入し、検査の感度が飛躍的に向上している。また、血清学的検査の
精度向上や HBV 抗体検査の基準を厳格化するなど、更なる安全性の向上に取り組んでお
り、今日、我が国における血液製剤は世界でも有数の安全性を有するものといえる。しか
し、血液製剤は、原料である人血液に由来する感染症等の発生を完全には排除できないも
のであるため、技術の進歩や社会情勢の変化に即応した安全性確保のために関係者の不断
の努力が必要である。
輸血用血液製剤は、赤血球製剤、血漿製剤、血小板製剤、全血製剤に大別される。特に
令和 4 年版
厚生労働白書
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