令和4年版厚生労働白書 (274 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/zentai.pdf |
出典情報 | 令和4年版厚生労働白書(9/16)《厚生労働省》 |
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長期療養者に対する就職支援事業
協定締結
○専門相談員をハローワークに配置
⇒ 治療状況・希望に添った職業相談、
職業紹介等を実施
がん診療連携拠点病院等
ハローワーク (HW)
(全国 47 都道府県)
➢相談支援センターへの出張相談
治療や療養生活等
に関する相談の
エキスパート
長期療養者
相談
➢求人情報等、労働市場情報の提供
相談
第
誘導や同席
3
章
相談支援センター
(看護師・MSW 等)
院内での職業相談
職業紹介を実施
院内での出張相談
(HW の専門相談員)
情報共有
ケース会議等の実施
・就職希望者のリファー(誘導)
・本人の医療関係情報の提供
○個々の長期療養者の希望や治療状況等を
踏まえた職業相談、職業紹介
○長期療養者の希望する労働条件に応じた
求人の開拓、求人条件の緩和指導
○長期療養者の就職後の職場定着の支援
○連携先拠点病院等と連携した事業主等向け
セミナー
女性、若者、高齢者等の多様な働き手の参画
患者様の治療状況・希望に応じた
求人開拓・職業紹介等を HW が実施
専任の就職支援ナビゲーターが連携体制を構築
➢MSW・医師・看護師と日常的にコミュニケーションをとり、就労支援への理解促進とともに信頼関係を構築
➢連携先拠点病院側とともに、就労支援に係る広報やセミナーを企画、実行
➢連携先拠点病院が実施する研修会(医師・MSW・看護師等向け)の講師として参加
第3節
1
外国人材の活用・国際協力
専門的・技術的分野の外国人の就業促進
グローバル化が進行する中で、我が国の経済活力と国際競争力の強化のためには、国内
人材の最大限の活用はもとより、高度な技術や専門的知識を有する外国人材(以下「高度
外国人材」という。
)の活用が重要な課題である。厚生労働省においても、外国人雇用
サービスセンター*8 を中心に全国のネットワークを活用して、その能力発揮及び定着促進
を念頭に置いた、企業における高度外国人材の活用促進のための取組みを支援している。
*9
に入居している「東京外国人雇用サービ
外国人在留支援センター(FRESC/フレスク)
スセンター」においては、他の入居機関との連携を強化しながら、高度外国人材等の就業
促進に取り組んでいる。
また、留学生の在籍者が多い大学等が多数所在する地域を管轄する新卒応援ハローワー
クに留学生コーナー*10 を設置し、外国人雇用サービスセンターと密接に連携のうえ、留
学生に対する就職支援の取組みを推進している。外国人雇用サービスセンターや留学生
コーナーにおいては、担当者制によるきめ細かな相談・支援のほか、地元企業、大学等関
係機関と連携した就職ガイダンス等のセミナーや合同企業説明会の開催、留学生向け求人
の掘り起こし、インターンシップの実施等に取り組んでいる。留学生は日本の就職活動の
仕組みの理解に乏しいといった課題があることから、それを克服し、国内就職を促進する
* 8 2022(令和 4)年 4 月現在、東京、愛知、大阪、福岡の 4 か所に設置
* 9 「外国人の受入れ環境の整備に関する業務の基本方針について」
(平成 30 年 7 月 24 日閣議決定)において、関係府省が連携を強化し、地
方公共団体とも協力しつつ、外国人の受入れ環境の整備を効果的・効率的に進めることとされたことを受け、2020(令和 2)年 7 月に
開所した。外国人の在留支援に関連する各省庁の関係機関が入居している。
* 10 2022(令和 4)年 4 月現在、北海道、宮城、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、静岡、愛知、三重、京都、大阪、兵
庫、岡山、広島、香川、福岡、長崎の 20 都道府県 21 か所に設置
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令和 4 年版
厚生労働白書