第

所と 30％以上の事業所の割合がともに高くなっており、二極化する傾向がみられる。

章

1

45）。これを事業所規模別にみると、事業所規模 9 人以下では離職率が 10％未満の事業

社会保障を支える人材を取り巻く状況

図表 1-2-45

離職率階級別にみた事業所規模別の事業所数の割合

事業所規模別（２職種計）

（Ӯ）
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（
事
業
所
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の
割
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ӽӺӮ～

（離職率階級）
全事業所の割合

４６．６％

１３．５％

８．７％

７．２％

５．８％

１８．２％

資料：
（公財）介護労働安定センター「令和 2 年度介護労働実態調査」により厚生労働省社会・援護局福祉基盤課において作成。
（注） 離職率＝（1 年間の離職者数）÷労働者数
離職率の全産業平均は 14.2％（厚生労働省政策統括官（統計・情報政策、労使関係担当）
「令和 2 年雇用動向調査」）

（介護職員の離職理由には、収入面やライフイベントのほか、理想と現実とのギャップが
考えられる）
介護職員が退職を検討するきっかけとしては、
「職場の人間関係」や「法人や施設・事
業所の理念や運営のあり方」のほか、
「結婚・出産・妊娠・育児のため」
、
「収入が少な
かったため」、「自分の将来の見込みが立たなかったため」などの理由が挙げられている
（図表 1-2-46）。一方で、介護職員に現在の仕事を選んだ理由をたずねた公益財団法人介
護労働安定センター「令和 2 年度介護労働実態調査」
（2021（令和 3）年 8 月）によれば、
「働きがいのある仕事だと思ったから」が 50.4％と最も高く、
「資格・技能が活かせるか
ら」
（37.9％）、「人や社会の役に立ちたいから」
（31.4％）との回答が続く。仕事を選んだ
理由と実際の仕事との間にギャップがある場合に離職につながる可能性があることが考え
られる。

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令和 4 年版

厚生労働白書