令和5年版厚生労働白書 全体版 (146 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html |
出典情報 | 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》 |
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地域で必要とされる仕事おこし
第
こうした取組みと並行して、
(平成 )年には、「フードバンクち
生活困窮者支援を通じた地域 づく
地域で働く、仕事をおこす
ば」を設立し、企業や家庭で余った食
り
コラム
(労働者協同組合ワーカーズコープちば)
品の寄贈を受け、食品が必要な人・団
労働者協同組合ワーカーズコープ
体施設に届けるとともに、就労が困難
ちば(以下「ワーカーズコープちば」
企業や家庭で余った食品の寄贈を受け、食品
生活困窮者支援を通じた地域づくり
が必要な人・団体施設に届けるとともに、就
労働者協同組合ワーカーズコープちば(以
な者の働く場、活躍の場を広げている。
という。
)は、中高年齢者の働く場をつ
労が困難な者の働く場、活躍の場を広げてい
下「ワーカーズコープちば」という。
)は、
食品の寄贈に当たっては、市町村社
くるために前身の組織が設立され、そ
る。
中高年齢者の働く場をつくるために前身の組
会福祉協議会や地元のサッカークラ
の後、物流・清掃から高齢者福祉分野
食品の寄贈に当たっては、市町村社会福祉
織が設立され、その後、物流・清掃から高齢
へと事業を広げ、近年は生活困窮者支 ブであるジェフユナイテッド市原・千
「相談支援の様子」
協議会や地元のサッカークラブであるジェフ
者福祉分野へと事業を広げ、近年は生活困窮
「県庁への成立届出の様子」
葉等の協力を得ながら、県内
箇所
援の取組みを強化し、地域で必要とさ
ユナイテッド市原・千葉等の協力を得なが
者支援の取組みを強化し、地域で必要とされ
の受取窓口を通じ、市民からの寄贈食
れる仕事おこしを進めている。
地域で
必要
とされる仕事おこし
ら、県内
100
箇所の受取窓口を通じ、市民
る仕事おこしを進めている。
生活困窮者支援の取組みについて
品を受け取っている。
こうした取組みと並行して、
からの寄贈食品を受け取っている。
は、従来から (平成 )年の千葉
(平成 )年には、
「フードバンクち
市の生活保護受給者に対する意欲喚
ば」を設立し、企業や家庭で余った食
起事業を受託していたが、(平成
品の寄贈を受け、食品が必要な人・団
)年4月施行の生活困窮者自立支援
体施設に届けるとともに、就労が困難
法に基づき、千葉市、習志野市などで
な者の働く場、活躍の場を広げている。
相談支援事業を開始した。生活保護に
食品の寄贈に当たっては、市町村社
至る前の支援を重視し、行政と連携し
会福祉協議会や地元のサッカークラ
て、ワンストップ相談支援や、潜在的 ブであるジェフユナイテッド市原・千
「県庁への成立届出の様子」
な困窮者へのアウトリーチ型支援を
「県庁への成立届出の様子」
葉等の協力を得ながら、県内 箇所
章
3
「つながり・支え合い」のある地域共生社会の実現を目指して
Ⓒ JEFUNITED
行うなど、問題を解決するための伴走
生活困窮者支援の取組みについては、従来
支援を続けている。
生活困窮者支援の取組みについて
Ⓒ-()81,7('
の受取窓口を通じ、市民からの寄贈食
「寄贈食品の受取りの様子」
「寄贈食品の受取りの様子」
品を受け取っている。
から 2011(平成 23)年の千葉市の生活保 使わなくなった公立中学校の制服リ
また、こども食堂を利用する母親たちの た。
は、従来から (平成 )年の千葉
護受給者に対する意欲喚起事業を受託してい 「制服代が大変」という声に応え、使わなく
サイクル「ふなばし制服バンク」を始
また、こども食堂を利用する母親た ワーカーズコー
市の生活保護受給者に対する意欲喚
たが、2015(平成 27)年 4 月施行の生活困
なった公立中学校の制服リサイクル「ふなば
めた。市役所の生活困窮者支援窓口や
ちの「制服代が大変」という声に応え、 後も、地域に必要
起事業を受託していたが、(平成
窮者自立支援法に基づき、千葉市、習志野市
し制服バンク」を始めた。市役所の生活困窮
DV支援とも連携して制服の無償提
ことを仕事にしつ
などで相談支援事業を開始した。生活保護に
者支援窓口や DV 支援とも連携して制服の無
)年4月施行の生活困窮者自立支援
場所のある「地域
至る前の支援を重視し、行政と連携して、ワ 供も行っている。
償提供も行っている。
法に基づき、千葉市、習志野市などで
目指している。
ンストップ相談支援や、潜在的な困窮者への
相談支援事業を開始した。生活保護に
おこす(労働者協
同
組
合
ワ
ー
カ
ー
ズ
コ
ー
プ
ち
ば
)
アウトリーチ型支援を行うなど、問題を解決
至る前の支援を重視し、行政と連携し
するための伴走支援を続けている。
た地域 づく
ーズコープ
コープちば」
の働く場をつ
設立され、そ
齢者福祉分野
生活困窮者支
域で必要とさ
いる。
132
て、ワンストップ相談支援や、潜在的
な困窮者へのアウトリーチ型支援を
行うなど、問題を解決するための伴走
支援を続けている。
「相談支援の様子」
「相談支援の様子」
地域で必要とされる仕事おこし
Ⓒ-()81,7('
「寄贈食品の受取りの様子」
また、こども食堂を利用する母親た
ちの「制服代が大変」という声に応え、
「ふなばし制服バンクの様子」
「ふなばし制服バンクの様子」
このほか、相談者の多くが住まいの問題を
このほか、相談者の多くが住まいの
抱えていたため、一時的に生活できるシェル
問題を抱えていたため、一時的に生活
ターなども自前で開設した。
地域で必要とされる仕事おこし
こうした取組みと並行して、2012(平成 できるシェルターなども自前で開設
こうした取組みと並行して、
24)年には、
「フードバンクちば」を設立し、 した。
(平成 )年には、
「フードバンクち
ば」を設立し、企業や家庭で余った食
労働者協同組合による仕事おこし
令和 5 年版品の寄贈を受け、食品が必要な人・団
厚生労働白書
ワーカーズコープちばにおいては、
体施設に届けるとともに、就労が困難