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令和5年版厚生労働白書 全体版 (179 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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第2部

現下の政策課題への対応

及啓発を実施している。また、毎年、全国から母子保健事業及び家族計画事業関係者を集

の健康増進を目的とする優れた取組みを行う企業・団体・自治体を表彰している。

第8節

仕事と育児の両立支援策の推進

1 現状

育児・介護期は特に仕事と家庭の両立が困難であることから、労働者の継続就業を図る

子どもを産み育てやすい環境づくり

て開催された。また、
「健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)
」を実施し、母子

1



めて「健やか親子 21 全国大会」を開催しており、2022(令和 4)年度は、島根県におい



国民運動の取組みの充実に向けて、ウェブサイト等を活用して幅広い対象者に向けた普

ため、仕事と家庭の両立支援策を重点的に推進する必要がある。
直近の調査では、女性の育児休業取得率は 85.1%(2021(令和 3)年度)と、育児休
業制度の着実な定着が図られている(図表 1-8-1)。また、2015~19 年に第 1 子を出産し
た女性の出産後の継続就業割合は、69.5%(2021(令和 3)年)となっており、約 7 割
の女性が出産後も継続就業している(図表 1-8-2)。
図表 1-8-1

育児休業取得率の推移

○育児休業取得率は、女性は8割台で推移している一方、男性は低水準ではあるものの上昇
傾向にある(令和3年度:13.97%)

(%)
100

89.7 90.6

90
80

50

[87.8]

83.6 83.0

86.6

85.1
81.5 81.8 83.2 82.2 83.0 81.6

70.6 72.3

70
60

85.6 83.7

64.0
56.4
49.1

女性

40
30
20
10
0

男性

0.12 0.42 0.33 0.56
8
11
(平成)

14

育児休業取得率=

16

0.5

1.56 1.23 1.72 1.38 [2.63] 1.89 2.03

2.3

2.65 3.16

17

19

26

27

20

21

22

23

24

25

28

12.65 13.97

5.14 6.16

7.48

29


2
(令和)

30

3
(年度)

出産者のうち、調査年の 10 月 1 日までに育児休業を開始した者(開始予定の申出をしている者を含む。)の数
調査前年の 9 月 30 日までの 1 年間(※)の出産者(男性の場合は配偶者が出産した者)の数

資料:厚生労働省「雇用均等基本調査」
(※) 平成 22 年度調査までは、調査前年度 1 年間。
(注) 平成 23 年度の[ ]内の割合は、岩手県、宮城県及び福島県を除く全国の結果。

令和 5 年版

厚生労働白書

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