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令和5年版厚生労働白書 全体版 (378 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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望する方に対し、1 年間で臓器の提供を受けられる方の割合はおよそ 5.5 %に留まってい
る。
図表 8-6-1

臓器提供者数の推移

(名)
140
120

15
13

100

8
1

80

5

4

60

58

20

82

79

78

39

60

84

44

5

5

8

40 84

5

9

8

93

94

101

45
53

109
78

70

72

52

50

72

77

70

94
79
60

57
32

31

36

31

28

30

26
9

13

16

10











健康で安全な生活の確保


11 度
成 年度
1
平 2年

1 度
平 3年

1 度
平 4年

1 度
平 5年

1 度
平 6年

1 度
平 7年

1 度
平 8年

1 度
平 9年

2 度
平 0年

2 度
平 1年

2 度
平 2年

2 度
平 3年

2 度
平 4年

2 度
平 5年

2 度
平 6年

2 度
平 7年

2 度
平 8年

2 度
平 9年

30 度
令 年
和 度

令 年
和 度

令 年
和 度

令 年
和 度




0




8

105

心停止(提供可能臓器)膵臓、腎臓、眼球(角膜)
脳死(提供可能臓器)心臓、肺、肝臓、膵臓、腎臓、小腸、眼球(角膜)
資料:(公社)日本臓器移植ネットワークが提供した情報を元に厚生労働省健康局移植医療対策推進室で加工

(2)臓器移植の適切な実施に向けた普及啓発

改正臓器移植法により、国及び地方公共団体は、移植医療に関する啓発及び知識の普及

に必要な施策を講ずることとされた。一方、2021(令和 3)年に実施された「移植医療
に関する世論調査」
(内閣府大臣官房政府広報室)では、臓器提供に関する意思を「表示
している」と回答した者の割合の合計が 10.2%となっており、また、家族や親しい方と
臓器提供について話をしたことがあると回答した者の割合の合計は 43.2%であった。そ
のため、本人の意思表示とともに、臓器移植について家族と対話する等、臓器移植につい
て知る・考える文化を醸成することが重要である。
このような状況を踏まえ、厚生労働省においては、関係府省庁や公益社団法人日本臓器
移植ネットワークと連携し、「臓器提供意思表示カード」のほか、運転免許証やマイナン
バーカード等に臓器提供に関する意思の記入欄を設け、臓器提供についての考えを表示し
ていただくことを促している。さらに、毎年 10 月を「臓器移植普及推進月間」とし、各
地方公共団体等と共に全国の著名なランドマーク等を移植医療のシンボルカラーであるグ
リーンにライトアップする「グリーンリボンキャンペーン」のほか、様々な媒体を使った
臓器移植医療の周知等により、多くの人に臓器移植について知っていただき、理解してい
ただく活動も行っている。

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令和 5 年版

厚生労働白書