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令和5年版厚生労働白書 全体版 (92 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html
出典情報 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》
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図表 2-2-23

婦人相談員による相談人数の推移(実人員)
婦人相談員による相談人数の推移(実人員)

夫等からの暴力の相談人数及び相談全体に占める割合(来所相談)
※( )内は、相談全体に占める夫等からの暴力の割合。



32,001
(44.9%)

2

25,543 26,329

26,153



23,272
20,828
18,978

福祉制度の概要と複雑化する課題

17,301 (27.3%)
15,515 (26.4%)

11,540
9,747

18,510

27,949

28,894
(43.8%)

(38.9%) (40.4%)
(37.1%) 25,306 (38.4%)
23,850
(37.9%)

(33.3%) (34.1%)

(30.4%)

(28.4%)

14,583 (25.1%)
12,907 (24.5%)
(22.7%)

10,290 (21.5%)

(18.3%) (20.2%)

H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 R元年度

資料:厚生労働省社会・援護局作成

R2年度

R3年度

(厚生労働省家庭福祉課(当時)調べ)

(一時保護や婦人保護施設の入所理由は、どの年代も暴力が多い)
婦人相談所における一時保護*30 の理由をみると、20 歳以上では「夫等からの暴力」が、20
歳未満では「子・親・親族からの暴力」が最も高い。18~20 歳未満では、
「住居問題・帰住
先なし」が次いで高くなっている(図表 2-2-24)
。また、
婦人保護施設*31 の入所理由をみると、
どの年代の入所者も暴力が原因で入所に至っていることがうかがえる。
(図表 2-2-25)

婦人保護施設入所者についてみると、半数近くの女性が、何らかの障害あるいは病気を
抱えており、複合的な困難を抱えていることがうかがえる(図表 2-2-26)。
図表 2-2-24
18歳未満

婦人相談所における一時保護の理由(年齢別)※令和
3 年度
婦人相談所における一時保護の理由(年齢別)
医療関係
(精神、妊娠・出産を含む)
1人(6.3%)

住居問題・帰住先なし
2人(12.5%)

その他の人間関係
2人(1.1%)

その他の人間関係
1人(6.3%)
男女・性の問題
(ストーカー被害を含む)
1人(6.3%)
暴力以外の家族親族の問題
(離婚問題を含む)
2人(12.5%)

20~40歳未満

16人

子・親・親族からの暴力
6人
(37.5%)

経済関係
4人(0.3%)

暴力以外の家族親族の
問題
(離婚問題を含む)
41人(2.6%)

夫等からの暴力
22人
(11.9%)

185人

暴力以外の家族親族の問題
(離婚問題を含む)
5人(2.7%)

子・親・親族からの暴力
101人
(54.6%)

交際相手等からの暴力
9人(4.9%)

医療関係
(精神、妊娠・出産を含む)
住居問題・帰住先なし
7人(0.5%)
112人(8.6%)

40歳以上
その他の人間関係
6人(0.5%)

その他の人間関係
7人(0.4%)
男女・性の問題
(ストーカー被害を含む)
37人(2.3%)

住居問題・
帰住先なし
38人(20.5%)

男女・性の問題
(ストーカー被害を含む)
3人(1.6%)

交際相手等からの暴力
1人(6.3%)

医療関係
(精神、妊娠・出産を含む)
4人(0.3%)

経済関係
3人
(1.6%)

医療関係
(精神、妊娠・出産を含む)
2人(1.1%)

18~20歳未満

夫等からの暴力
2人
(12.5%)

1,596人

交際相手等からの暴力
76人(4.8%)
子・親・親族からの暴力
134人(8.4%)

住居問題・帰住先なし
153人(9.6%)

夫等からの暴力
1,140人
(71.4%)

男女・性の問題
(ストーカー被害を含む)
24人(1.9%)

1,296人

暴力以外の家族親族の問題
(離婚問題を含む)
12人(0.9%)
交際相手等からの暴力
56人(4.3%)
子・親・親族からの暴力
156人(12.0%)

夫等からの暴力
923人
(71.2%)

※年齢不明:0人
(厚生労働省家庭福祉課(当時)調べ)

資料:厚生労働省社会・援護局作成
* 30 一時保護所は婦人相談所に併設されており、各都道府県に 1 カ所、全国で 47 カ所ある。DV 被害等の女性、同伴児童に係る短期間
の一時保護を行う。
* 31 婦人保護施設は、39 都道府県、全国で 47 カ所設置されている。DV 被害女性等に係る生活支援、心理的ケア、自立支援を行う。

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令和 5 年版

厚生労働白書