令和5年版厚生労働白書 全体版 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html |
出典情報 | 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》 |
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章
1
(男性の単独世帯者数の割合・単独世帯数は、ともに高齢世代で大幅に増加する)
男性の各年代の人口に占める単独世帯者数の割合は、2020(令和 2)年では 20 歳代が
32.6%と最も高く、2040(令和 22)年でも同世代が 30.8%と最も高いと見込まれる。
社会保障を取り巻く環境と人々の意識の変化
一方で、60 歳以上の人口に占める単独世帯者数の割合は、2040 年に向けて大きく増加す
ると見込まれる(図表 1-1-5)。単独世帯数でみると、2020 年には 20 歳代が最多であっ
たが、2040 年には 60 歳代が大幅に増加し、最多となると推計される(図表 1-1-6)。
齢階級別人口に占める単独
年
世帯者数の割合(男性)
図表 1-1-5
図表 1-1-6
年 齢階級別単独世帯数の推移
(男性)
年齢階級別人口に占める単独世帯者数の割合(男性)
0.0%
5.0%
20~29歳
10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0%
26.3%
32.6%
30.8%
10.9%
30~39歳
7.7%
40~49歳
20.6%
21.7%
16.6%
19.2%
1990年
2020年
2040年
(世帯)
0
60~69歳
4.7%
70~79歳
5.2%
80歳以上
19.0%
21.9%
6.1%
6.3%
17.9%
14.6%
23.7%
21.7%
13.4% 17.4%
資料:総務省統計局「国勢調査」
1990 年、2020 年の人口は総務省統計局「国勢調
査」の単独世帯数を人口総数で除したもの。
2040 年推計値は国立社会保障・人口問題研究所
「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」
(平成 30 年
推計)の一般世帯数(単独)を人口総数で除した
もの。
500,000
1,000,000
1,500,000
2,000,000
2,500,000
20-29歳
30-39歳
1990年
2020年
40-49歳
50~59歳
年齢階級別単独世帯の推移(男性)
2040年
50-59歳
60-69歳
70-79歳
80歳以上
資料:2020 年までは総務省統計局「国勢調査」、2040
年推計値は国立社会保障・人口問題研究所「日本
の世帯数の将来推計(全国推計)」
(平成 30 年推計)
による。
(女性の単独世帯者数の割合・単独世帯数は、ともに高齢世代の占める割合が多い)
一方、女性の各年代の人口に占める単独世帯者数の割合は、2020(令和 2)年で 80 歳
以上が 26.9%と最も高くなっており、2040(令和 22)年でも同世代が最も高いと見込
まれる(図表 1-1-7)。2020 年と 2040 年を比較すると、20 歳代、30 歳代、80 歳以上を
除き同割合は増加するが、特に 60 歳代では約 6 ポイント増加すると推計される。単独世
帯数は、2020 年では 80 歳代以上が最多であり、2040 年も同様であると見込まれる。
2020 年と 2040 年を比較すると、50 歳代以上の世代では増加が見込まれ、特に 60 歳代
と 80 歳代以上ではそれぞれ約 60 万世帯増と大幅に増加すると推計される(図表 1-1-8)
。
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令和 5 年版
厚生労働白書