令和5年版厚生労働白書 全体版 (32 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/22/index.html |
出典情報 | 令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会(8/1)《厚生労働省》 |
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章
1
社会保障を取り巻く環境と人々の意識の変化
福祉のフロントランナーとしての社会福
祉協議会
田県藤里町社会福祉協議会、生活困窮者自立
社会福祉協議会には、福祉の在り方をリー
かわった大阪府豊中市社会福祉協議会のよう
ドしてきた先進事例がある。例えば、ひきこ
な先進事例が、今後も登場することを期待し
もりの方への、支える側と支えられる側を固
たい。
支援制度の検討に実践・理論の両面で深くか
定化しない「藤里方式」の支援で知られる秋
年間1人当たり民生委員・児童委員の活動件数(活動内容別)
○ 過去5年間において、「訪問回数」は年間1人当たり約142件~165件であり、活動内容として一番多くなって
いる。
○ 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、令和元年度、令和2年度は全体的に活動件数が下がっているも
のの、令和3年度の活動件数は上昇に転じている。
(件)
180.0
160.0
140.0
164.7
H29
H30
24.9
21.6
23.4
24.9
20.4
20.3
R1
R2
162.5
156.6
R3
142.4
135.9
120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
40.2
相
談
・
支
援
22.1
38.4
25.9
17.8
14.4
12.8
調
査
・
実
態
把
握
26.3
24.1
37.8
31.2
28.0
12.5
26.1
25.8
21.6
27.0
19.9
11.5
行
の事
参・
事
加業
協・
力会
議
へ
地
域
主福
活祉
動活
動
・
自
民
児
協
運
営
・
研
修
2.1 1.9 1.9 1.7 1.6
0.3 0.2 0.2 0.2 0.2
証
明
事
務
要
の保
通護
告児
童
・
仲の
介発
見
訪
問
回
数
注)年間1人当たり件数は「福祉行政報告例」による各年度分の「活動件数」を「民生委員委嘱数」で除したもの
注)年間 1 人当たり件数は「福祉行政報告例」による各年度分の「活動件数」を「民生委員委嘱数」で除したもの
現在のマークは 1960(昭和 35)年に公募で選
ばれたものです。
幸せのめばえを示す四つ葉のクローバーをバック
に、民生委員の「み」の文字と児童委員を示す双
葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどっ
て、愛情と奉仕を表しています。
民生委員・児童委員のマーク
民生委員・児童委員のマーク
現在のマークは 1960(昭和 35)年に公募で
選ばれたものです。
幸せのめばえを示す四つ葉のクローバーをバ
ックに、民生委員の「み」の文字と児童委員を
地域社会に対する意識
示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩
をかたどって、愛情と奉仕を表しています。
(居住地域での暮らしについては、大規模都市の方が満足度が高い傾向にある。
)
4
居住地域での暮らしについての満足度については、内閣府「地域社会の暮らしに関する
(2020(令和 2)年)によると、人口 20 万人未満の都市では「満足」・「やや満
世論調査」
足」とする者の割合が 77.9%、人口 20 万人以上の都市は 86.1%となっている。
年齢別で見ると、全ての年代で、人口 20 万人未満の都市よりも人口 20 万人以上の都市
の満足度が高くなっている。特に 18~29 歳では、人口 20 万人以上の都市では、
「満足」
とする者の割合は 46.0%であり、人口 20 万人未満の都市よりも約 20 ポイント高くなっ
ている。また、人口 20 万人未満の都市では、70 歳代の満足度がもっとも高くなっている
(図表 1-2-9)
(図表 1-2-10)
。
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令和 5 年版
厚生労働白書