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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (131 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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値: 0、正常高値: 0.99、コメント: COVID-19発症によるすりガ
ラス影は否定的);痰培養(日付: 2023/10/11、コメント: 特記すべき所
見なし);CT (日付: 2023/10/11、コメント: 両肺に非区域性すりガラ
ス影)。

2023/10/11-、mPSL 0.5g q24h。

2023/10/14-、PSL 40 mg。

2023/10/21-、PSL 30 mg。

2023/10/26、CT はすりガラス影の線維化変化を示した(症状の固定化、
在宅酸素療法導入が計画された)。

2023/10/28-、PSL 20 mg。患者は元々独居で自立していたが、間質性肺
炎、呼吸不全に伴って ADL が低下し、また在宅酸素療法を導入するため
自宅での生活が困難となった。そのため、退院先調整が必要となり
2023/10/31 に転院した。

びまん性肺胞損傷(DAD)pattern の急性間質性肺炎としてステロイドで
治療するも、線維化・呼吸不全が残存した。Etiology として他の薬剤は
疑わしくなく、膠原病を示唆する身体所見や血清マーカー陰性であっ
た。ステロイドへの反応性の悪さから過敏性肺炎も否定的であった。経
過を踏まえて、ワクチンによる薬剤性肺障害と診断した。

間質性肺炎の転帰は、2023/10/26 に回復したが後遺症あり、他の事象は
日付不明に回復したが後遺症ありであった。

引き続き PSL を漸減して治療し、最終的には在宅酸素療法を導入して施
設退院予定である。

報告医師は事象急性間質性肺炎/間質性肺炎を重篤(入院);と分類し、
事象(急性間質性肺炎/間質性肺炎)をコミナティ筋注RTU(1 価:オ
ミクロン株 XBB.1.5)に関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

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