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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (229 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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炎の転帰は回復したが後遺症あり(補助具なし歩行は困難)であった。

事象 NMOSD の転帰は、処置(PSL)にて、未回復であった。

報告医師は、事象(脊髄炎および視神経炎)を重篤(2023/10/19 から入
院および障害)と分類し、事象(脊髄炎および視神経炎)が BNT162B2
OMI XBB.1.5 に関連ありと評価した。

他要因(他の疾患等)の可能性はなかった。

【報告医師のコメント】

患者は接種から 1 週間後に、比較的まれな疾患を発症した。既報告から
も、確率的にも、ワクチン接種との関係は否定できるものではないと判
断した。

報告者は、NMOSD を重篤(入院/入院期間の延長;永続的/顕著な障害/機
能不全)と分類した。本ワクチンとの因果関係ありであった(NMOSD 事
象がまれな疾患である)。

NMOSD は、診療所の受診を要した。

【コメント】

2023/10/07、ワクチン接種(HG2273)を接種した。

14 日より下肢しびれ感があった。すこしずつ移動の ADL は低下であっ
た。

19 日に車椅子で来院された。症状、MRI所見、抗 AQP4 抗体陽性よ
り、診断基準にあわせ、NMOSD として加療した。IVMP(1g×3 日)x 2 ク
ール、PSL 30mg。EDSS 8.5 に対しリハビリ加療中であった。

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