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資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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事象「左顔面神経麻痺」の転帰は、他院受診による治療により、不明で
あった。

【臨床経過】

2023/10/05、ワクチン接種前の体温は 36.4 度であった。

2023/10/05

14:00 頃、患者は、7 回目のコミナティRTU筋注(1 価:

オミクロン株 XBB.1.5))を接種した。

症状出現後に医療機関受診なく、2023/10/11 の訪問リハビリスタッフが
訪問したところ左の前額部を含む顔面神経麻痺を呈していたと報告があ
った。現在で症状は改善傾向あり、専門医受診を勧めている段階であっ
た。

ワクチン接種後翌日の発症であり、因果関係は否定できない。

報告者は、患者に耳鼻科を受診するようにすすめ、その後の経過は不明
であった。

本報告時点において、疾患的に、後遺症を残す(神経麻痺の残存)リス
クも考えられ、本症例を重篤と判断した。

【報告者の評価】

報告医師は、有害事象:顔面神経麻痺を重篤(障害につながるおそれ)
に分類し、事象とコミナティRTU筋注(XBB.1.5)との因果関係は評価
不能と評価した。

報告医師は、事象「左顔面神経麻痺」を、重篤(永続的/顕著な障害/
機能不全)とした。

他要因(他の疾患等)の可能性:脳血管障害やウイルス性などの可能性は
現時点では否定できない。

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