資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (337 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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2023/10/31 朝 4:30(ワクチン接種翌日)、トイレで動けなくなってい
るところを家人に発見され、救急要請し、救急搬送された。救命センタ
ー到着時、JCS 2、左麻痺があった。BP 172/84 mmHg、HR 76/分、SpO2
98% (RA)であった。頭部 CT にて右視床出血、水頭症と診断され ICU へ入
院した。
2023/10/31、頭部 CT は、右視床出血と脳室内痂皮を示した。
2023/11/01、意識レベル低下(JCS100-200 へ低下した)があり、意識レ
ベル低下、右視床出血および水頭症の治療的処置として脳室ドレナージ
術を実施した(脳室ドレーン留置又はドレーン留置)。
2023/11/06、患者は ICU から退室した(ICU の入院期間は 7 日間であっ
た)。
2023/11/13、脳室ドレーンを抜去し(脳室ドレーン抜去を実施した)、
リハビリテーションを開始した。
2023/11/13、右視床出血および水頭症の転帰は回復したが後遺症あり
(症状:左上下肢麻痺、高次脳機能障害)であった。
2023/11/21、頭部 CT 所見は右視床血腫は縮小し吸収値は低下したことを
示した。周囲の浮腫の軽減があった。脳室内血腫はさらに減少した。
2023/11/27 の状態:JCS2、左麻痺がある。収縮期血圧 120 台、拡張期血
圧 60-70 台、HR 70 台、SpO2 97% (RA)である。
【転帰】
2023 年、左上下肢麻痺、高次機能障害の転帰は回復したが後遺症ありで
あった。
その他の事象の転帰は軽快であった。
報告看護師は事象右視床出血、左上下肢麻痺、高次機能障害を重篤(永
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