資料1-2-3-1 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[1.9MB] (141 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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アナフィラキシーショックに対する処置を受けたかどうかは不明であっ
た(詳細:患者は、A 病院で治療された)。
報告医師は、その他の発現した有害事象を重篤(医学的に重要)と分類
し、発現した有害事象は BNT162B2 OMI XBB.1.5 に関連があると評価し
た。他要因(他の疾患など)の可能性はなかった。
アナフィラキシー分類評価(ブライトン分類):
ステップ 1. 随伴症状のチェック;Major 基準、循環器系症状:測定され
た血圧低下。非代償性ショックの臨床的な診断(少なくとも以下の 3 つ;
の組み合わせにより示される):頻脈; 中枢性脈拍微弱; 意識レベル低
下 もしくは 意識消失。呼吸器症状:頻呼吸。Minor 基準、循環器系症
状:末梢性循環の減少(少なくとも以下の 2 つの組み合わせにより示さ
れる):頻脈; 意識レベルの低下。
ステップ 2. 症例定義(診断基準)のチェック:全てのレベルで確実に
診断されているべき事項(診断の必須条件):突然発症、 徴候及び症状
の急速な進行。
ステップ 3. カテゴリーのチェック:カテゴリー4:十分な情報が得られ
ておらず、症例定義に合致すると判断できない。
患者は、アドレナリンと副腎皮質ステロイドを含む医学的介入を必要と
した。
臓器障害に関する情報:多臓器障害:不明。呼吸器:不明。心血管系:
低血圧(測定済み)、ショック、頻脈、意識レベルの低下。
アレルギーの既往歴があり、アレルギーに関連する特定の薬剤(アドレ
ナリン(エピペン))を服用していた(又はいつでも利用できる状態に
あった)。
患者は AE の報告前に他の何らかの疾患に対し最近ワクチン接種を受けた
かどうかは不明であった。
患者は AE の報告前に Pfizer-BioNTech COVID-19 ワクチン以外に最近
SARS-CoV2 のワクチン接種を受けたかどうかは不明であった。
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